Rolex の1975年製英国海軍用 Submariner が約3,100万円で落札

世界最大級の高級時計専門マーケットプレイス『Chrono24（クロノ24）』が先日発表した2021年度版の“世界の総合時計ブランドランキング”でも堂々の1位に輝いた〈Rolex（ロレックス）〉。これまでも同ブランドの製品は世界的に支持されてきたが、ここ数年の2次流通市場における取引価格の高騰ぶりは、異常とも言える状況を呈している。そんな〈Rolex〉を代表するモデルの1つ、Submariner（サブマリーナー）の1975年製のヴィンテージモデルが、イングランド・ロンドンのオークションハウス『Bonhams（ボナムス）』において落札予想価格の3倍となる200,250ポンド（約3,100万円）で落札された。

今回落札されたモデルは、〈Rolex〉が英国国防省から依頼され、同国海軍のために製作した通称 “ミルサブ”と称される限定ロット Ref. 5513/5517。この時計は英国海軍に27年間勤務し、「Royal Oak Foundation（王立人道協会）」などから賞を受けた経歴をもつ人物が所有していたものだという。先述の落札価格は、『Bonhams』がこれまで開催した高級時計のオークション史上最高額を記録。また、〈Rolex〉ブランドの時計は今回のオークションで計23本出品されており、そのうちの10本が落札価格の1位から10位を独占した。

本オークションの詳細についてはこちらからチェックしておこう。