250年以上の歴史の中で常にカルチャーシーンをサポートしてきた Hennessy のストーリーを紐解く
あのNasやKAWSなども愛するコニャックブランド

創業から250年以上の歴史をもつ「Hennessy(ヘネシー)」は、これまでに多くのアーティストやクリエイターたちとコラボレーションを行い、誰もが一度は目に、もしくは耳にしたことのあるアイコニックなコニャックとして、その存在感をシーンの中で示してきた。
そんな「Hennessy」は、フランス発のアルコール飲料メーカーでありながら多くのアメリカ人に愛され、特にアフリカ系アメリカ人と長きにわたり強固な関係を築きあげる。例えば、1951年にキャンペーン広告を初めてアフリカ系アメリカ人向けの雑誌『EBONY(エボニー)』に掲載し、53年には雑誌『Jet(ジェット)』にも掲載、さらに60年代になると、オリンピックの陸上競技種目で銅メダルを獲得したHerb Douglas(ハーブ・ダグラス)を自社の都市市場開発部長に任命し、当時としては異例の人事で世間の注目を集めた。
また、1990年代を代表するヒップホップクルー Mobb Deep(モブ・ディープ)の代表曲 “Shook Ones, Pt. II”のMVで、“Hennessy”の文字が書かれたシャツが着用され、近年では2015年にヒップホップアーティストのNas(ナズ)がブランドアンバサダーに就任。そして翌年には同じくヒップホップアーティスト Drake(ドレイク)が自身の楽曲 “One Dance”のフックで“Hennessy”を歌詞に入れ込むなど、「Hennessy Very Special(ヘネシー ベリー スペシャル)」は、今もなおストリートカルチャーやヒップホップシーンから絶大な支持を得るアルコール飲料メーカーのひとつである。
「Hennessy」はミュージシャンのみならず芸術分野のアーティストからも愛され、2011年からKAWS(カウズ)にFutura(フューチュラ)、Felipe Pantone(フェリペ・パントン)と立て続けにチームアップを発表。これらのコラボレーションでは、各アーティストの象徴的な作風やモチーフをラベルやロゴ、ボトルの色に反映させ、それまでの重厚なイメージを覆すかのようなポップなデザインに仕上げられた。
そして、2017年にグラフィティアーティストのJonOne(ジョンワン)とタッグを組んだ際には、彼のトレードマークである巨大なグラフィックが高さ6Mのボトルに描かれ、ロンドンのShoreditch(ショーディッチ)にその作品が展示される。
上記のように、「Hennessy Very Special」はイベントやエキシビジョン、クリエイターなど、ありとあらゆるジャンルの多様な才能をサポートする取り組みを続けており、シーンにおける先駆者としての立場を確固たるものとした。
そしてこの度、フランスのダンスデュオ Les Twins(レ・ツインズ)とのコラボレーションボトルがリリース。本コラボレーションでは、同コレクション内で2種類の異なるボトルデザインが制作され、「Hennessy」の長い歴史の中でも初の試みとなった。
Les TwinsのLarry Bourgeois(ラリー・ブルジョア)とLaurent Bourgeois(ロラン・ブルジョア)は、今回のカプセルコレクションについて「パリのChâteau de Bagnolet(シャトー・ド・バニョレ)を訪れたことは、まるで歴史の1ページに潜り込んだようでした。そんな場所に拠点を構えるHennessyには、ストーリーがあってその背景にパッションを感じます。だからこそ、全く新しいものを作りたいと思いました。信じるか信じないかはあなた次第ですが、Hennessyの物語は250年後のLes Twinsと共感しているんですよね」
「Hennessy Very Special」の今後の情報に関しては『HYPEBEAST』もしくは公式WEBサイトにて情報を確認し、次のアップデートを待とう。
※未成年者の飲酒は法律で禁じられています。