アルゼンチンの中央銀行がW杯優勝の立役者リオネル・メッシの紙幣発行を検討
Messiのアルゼンチン代表でのシャツ番号である“10”にちなんで1,000ペソ札となるであろう
白熱した戦いが繰り広げられた「FIFAワールドカップ カタール 2022」で86年のメキシコ大会以来36年ぶり3度目のW杯優勝を成し遂げたアルゼンチン代表。チームを率いたLional Messi(リオネル・メッシ)の母国では、今大会の優勝を祝うため12月20日が急遽祝日となった。
メキシコが発行する南米の経済新聞『El Financiero(エル・フィナンシエロ)』がアルゼンチンの財務管理機関の職員からのリーク情報として伝えたところによると、今回の歴史的W杯優勝を記念して、Messiの顔を取り入れた記念紙幣の発行をアルゼンチン中央銀行が検討している、と報じている。
計画案では、記念紙幣の表にW杯MVPに選ばれたMessiの顔、裏面にトロフィーを掲げるアルゼンチン代表の選手たちがデザインされている。『El Financiero』は、Messiのアルゼンチン代表での背番号である“10”で始まることが重要として、1,000ペソ(約757円)札となるであろうと説明されている。そして、この紙幣の裏には、アルゼンチン代表監督、Lionel Scaloni(リオネル・スカローニ)のニックネームである“La Scaloneta”が刻まれることが提案されているようだ。
同紙は「この記念紙幣は、アルゼンチン人にとって非常に収集価値のあるものになる」と伝えた。アルゼンチン中央銀行は1978年のW杯優勝時にも記念コインを作成しており、今回も実現する可能性が高い。『Twitter』や『Instagram』といったSNSサイトでは、既にお札のサンプルと思わしき画像が多く出回っている。
Argentines 🇦🇷 are considering putting Lionel Messi on their bank notes. 💵 pic.twitter.com/TUv0RRycgx
— ARG Soccer News ™ 🇦🇷⚽🚨 (@ARG_soccernews) December 22, 2022