Apple の貴重なプロモーションディスプレイが Sotheby’s のオークションに登場
ネオン管サインが約137〜206万円でロゴ・ライトが約82〜123万円と見積もられている




米の美術品オークションハウス『Sotherby’s(サザビーズ)』では、“History of Science & Technology(科学技術の歴史)”と題し、19世紀から20世紀にかけての科学的発展と文化的視点から、最も重要な選りすぐりの品々を集めたオークションが開催されている。この中に「Apple(アップル)」関連の商品が数点含まれており、特に目を引くのが象徴的なリンゴのロゴマーク・ディスプレイ2点だ。
ひとつは正方形のアクリルシャドーボックスに吊り下げられたレインボー・ネオン管サインで、上部に変圧器が付けられている。幅は約92cm、高さ約92cm(変圧器を含むと高さ99cm)、ネオン管のロゴ自体は約79cm × 63.5cmとなる。変圧器に取り付けられているアクリル樹脂板に小さな亀裂があり、部分的に欠落している箇所があるようだ。透明のアクリル樹脂フレームが底部全体に張られており、構造的にボックスから分離されている。
もうひとつは組み立て式のレインボー・ロゴ・ライトで、幅が約41cm、高さ約50cmで、奥行き8cmとなる。アルミフレーム製で、ソリッドマルチカラーのアクリル樹脂板がフロントに張られ、裏面は板張りでオリジナルのアップルステッカーが貼り付けられている。ヨーロッパ標準のAC/DC電源アダプター(12V/1.5A)が取り付けられており、全体的に良好なコンディションとなっている。
予想落札価格だが、レインボー・アップル・ネオン管サインが10,000〜15,000ドル(約137〜206万円)、レインボー・アップル・ロゴ・ライトが6,000〜9,000ドル(約82〜123万円)と見積もられている。オークション終了は日本時間で12月14日(水)の午前5時48〜49分と表示されているので、ご興味のある方は我々の生活を一変させた「Apple」のアイコニックなロゴマーク・ディスプレイの競売に参加してみてはいかがだろう。