写真家 TAKAY と YOSHIROTTEN による個展 “TOKYO HANABI” が開催

東京とニューヨークを拠点に活動するフォトグラファー TAKAYは『Harper’sBazaar Germany』『L’UomoVogue』といったファッション誌から〈ArmaniJeans（アルマーニ・ジーンズ）〉〈Y-3（ワイスリー）〉〈Yohji Yamamoto（ヨウジヤマモト）〉など世界的ファッションブランドの広告まで幅広く携わり活躍するワールドクラスの写真家と言って良いだろう。その彼の写真に、東京を拠点に活躍するアートディレクター YOSHIROTTEN（ヨシロットン）がグラフィックを施したコラボレーションが実現し、その作品の展覧会が12月9日（金）より青山の『Akio Nagasawa Garelly Aoyama』で開催される。

開催に際し、TAKAYはステートメントで「2020年春、コロナ禍で予期しないまま長期の東京滞在となった私は2つのテーマで写真を撮り始めました。そのうちのひとつ、“東京”の中から今回“花”を中心に抜粋し、その“花”たちをYOSHIROTTENが東京に舞う“花火”へと昇華させてくれました」と作品のストーリーを紹介。

また、YOSHIROTTENは「TAKAYが捉えた“東京”の風景には、鎖、コンクリート、バリケード、金網などに縛られた中で咲く“花”、そして街を走る“光”がありました。東京の街は管理され、自由を阻む、様々な縛りが溢れています。その縛りの中でなんとか生きようとする植物は美しく、強い。とくに夜は輝いて見えてきます。それは私たちが出会った、自由を求める“東京”の夜の住人たちのようでもありました。TAKAYが撮影した複数枚の写真を半自動的に解体し、ランダムに重ね、その上を光で落書きするように、この街の一瞬を描いていきました」とTAKAYの写真へのリスペクトを込め、作品のコンセプトを伝えている。

このTAKAY feat.YOSHIROTTENによる展覧会にあわせ、⼤判作品集『TOKYO HANABI』が「Akio Nagasawa Publishing」から刊⾏される。こちらの価格は5,500円（税込）で1,000部限定となっているが、日本の最先端クリエーションに触れたい方には是非手に取ってもらいたい作品集なので問い合わせはお早めに。

TAKAY feat.YOSHIROTTEN “TOKYO HANABI”
会場： AkioNagasawa Gallery Aoyama
住所: 〒107-0062 東京都港区南⻘⼭5-12-3 Noirビル2F
TEL： 03-6427-9611
会期： 2022年12⽉9⽇（⾦）〜2023年1⽉28⽇（⼟）
時間： 11:00‒13:00/14:00‒19:00⽊・⾦・⼟曜（⽇〜⽔曜・祝⽇休廊）
※冬期休廊：12⽉25⽇（⽇）〜2023年1⽉9⽇（⽉・祝）