Louis Vuitton が制作した W杯トロフィー・トランクに注目
モノグラム・プリントを洗練された金具とレザーの装飾でフィニッシュ
12月18日に行われた「FIFAワールドカップ カタール 2022」決勝戦はサッカー史に残る好ゲームで幕を閉じた。アルゼンチンとフランスが延長戦へともつれ込む死闘を繰り広げ、更にPKでの決着でアルゼンチン代表が勝利を収めたわけだが、表彰式で金のW杯トロフィーを掲げるLionel Messi(リオネル・メッシ)とアルゼンチン代表の姿はサッカーファンのみならず誰もが忘れられない瞬間となったことだろう。
「FIFA」はこの杯を贈呈するため〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉とのパートナーシップを結び、トロフィーを収めるためのトランクを製作した。チタン製のディスプレイケースは、〈Louis Vuitton〉創業者の邸宅があるAsnières(アスニエール)のアトリエで〈Louis Vuitton〉の職人の卓越した手作業によってカスタムメイドされたものだ。
トランクのデザインは同メゾンの象徴的なモノグラム・パターンが全体に施されており、美しく仕上げられた金具によって高級感あふれる仕上がりに。また、内側の黒い台座を取り囲む内側は、アメ茶色のレザーを縁とコーナーにあしらい、エンボス加工の〈Louis Vuitton〉ロゴが入った取手付きの引き出しが付いて洗練された雰囲気を醸している。
アルゼンチン代表が手にしたW杯トロフィーはこのケースに入れられ、今ごろ南米へと向かう飛行機に乗っていることだろう。