LEX が魅せる DIOR 2023年スプリングメンズ カプセルコレクション ゲスト デザインド バイ ERL の混沌と完璧さの融合
写真家・撮影監督の川上智之が監督を務めた『Hypebeast』による映像エディトリアルを一挙公開
メンズ クリエイティブ ディレクター Kim Jones(キム・ジョーンズ)の手掛ける〈DIOR(ディオール)〉が、Eli Russell Linnetz(イーライ・ラッセル・リネッツ)率いる米西海岸発のブランド〈ERL(イーアールエル)〉をゲストデザイナーに迎えた“2023年スプリングメンズ カプセルコレクション ゲスト デザインド バイ ERL”。2023年1月6日(金)から1月22日(日)まで表参道の『MICO JINGUMAE』で開催されるポップアップストア『ディオール ポップアップ スプリング 2023 メンズ カプセルコレクション ゲスト デザインド バイ ERL』にて、その全貌が明らかになる。
〈DIOR〉のアーカイブと〈ERL〉のデザイナー Eli Russell Linnetzの世界観が共鳴し、カリフォルニアの“アール ドゥ ヴィーヴル(暮らしの美学)”と、現地で盛んなスケートカルチャーにオマージュを捧げた本コレクション。このたび『Hypebeast』では、ラッパーのLEX(レックス)をモデルに迎えた独占エディトリアルを制作。監督は、数々のアーティストの写真やMVをはじめ、広告、ファッションムービー、映画と多岐にわたる撮影を行う写真家・撮影監督の川上智之が担当している。そんな川上氏による本作は、建築や地面などの人工物、空のコントラストとグラフィカルなアングルに、同コレクションを象徴するパステルカラーとより明るいトーンを組み合わせたポップなルックや〈DIOR〉のテーラリング技術を象徴するルックを身に纏ったLEXのありのままの姿と表情を捉えた内容に。映像音楽は、3人組バンド TAWINGS(トーイングス)のVo./Gt.であるCony Planktonによるもの。
本コレクションの背景は、Eli Russellがヴェニスビーチで生まれ育ったことに由来し、ポップな感性と、アメリカの典型的なマニッシュなスタイルのエッセンスが洋服の随所に加わり、メゾンのアトリエが誇るテーラリングの精緻さと、ファブリックの豊かさをコントラストに描いている。中でも、海洋プラスチックをアップサイクルしたポリエステルを使用したテーラードのルックにはパディング(一部分にパッドを入れること)が施され、1989年にメゾンのチーフデザイナーに就任し、ファッション界の建築家とも称されたGianfranco Ferre(ジャンフランコ・フェレ)による〈DIOR〉のアーカイブに対するオマージュを体現。Monsieur Dior(ムッシュ ディオール)が愛したグレーで仕立て上げられた、見た目の通り裏返しのテーラリングは、スクールブレザーを遊び心で再解釈したものであり、Kim Jonesのファーストコレクションを想起させている。また、鮮やかなピンクが施された〈DIOR〉のアイコン的プロダクトである“サドル”バッグは、伝統的なレザーワークの職人技を取り入れ、手のひらサイズのミノディエールバッグにアレンジされた。
今年は全国ツアー“With U Tour”を完遂し、2018年のデビュー以降ヒップホップというジャンルを飛び越え、幅広い音楽性と表現力の高さで、ユース世代を中心に多くの支持を得ているLEX。リリースする楽曲はもちろん、その真っ直ぐな生き方を通して、めまぐるしく変化する今の時代を生きる人々に光を灯し続けるLEXは、本作にて混沌と完璧さの融合を見事に表現した。そんな同コレクションは、ブランドの公式オンラインブティックをはじめ、全国の『ディオールブティック』にて販売予定だ。
[問]クリスチャン ディオール
Tel:0120-02-1947
オフィシャルサイト:www.dior.com