サッカー日本代表がクロアチアに PK で敗れベスト 8 進出ならず
死力を尽くすも追加点が奪えず決着の PK は 1-3 で涙
サッカー日本代表は12月5日(現地時間)、「FIFAワールドカップ カタール 2022」の決勝トーナメントで前回準優勝のクロアチアと対戦。
前半は両チームとも攻めあぐむ状態が続く。しかし43分、コーナキックのチャンスを得た日本代表は堂安律がショートコーナーを選び、パスしたボールを再び受けるとゴール前中央に上げる。そこに走り込んできた吉田麻也がボールを折り返し、前田大然が左足であわせ先制。VARチェックもあったが認められ、そのまま前半終了。
後半は両チームとも交代の選手なく開始。11分、前線から中央に上げたボールをIvan Perišić(イヴァン・ペリシッチ)がヘディングで合わせゴールを奪い、クロアチアが同点に追いつく。その後18分、長友佑都に替わって浅野拓磨、前田大然に替わって三笘薫を投入。そして29分には鎌田大地に代わって酒井宏樹を投入するが、膠着状態が続きフルタイム。延長戦へともつれ込んだ。
延長前半13分、日本代表は果敢に攻める。三笘が左サイドから走り込み、中央に切り込んで強烈なシュートを放つがゴールキーパーに阻まれ惜しくも得点ならず。延長後半もお互い死力を尽くすが得点を奪えないまま笛がなり、120分を戦いきって決着はPKへ。
しかし日本代表は3人目の浅野拓磨しかシュート決めることが出来ず、結果1-3でクロアチアに敗れアジア勢初となるベスト8とならなかった。クロアチアは次戦でセミファイナル進出を賭け優勝候補のカナリア軍団、ブラジルと対戦する。