IWC がスイスの高級スキーブランド The Faction Collective とのコラボレーションを発表
55組限定のスキー板 “Faction Studio 1 IWC Collab Ltd.”をローンチ
スイス北東部のシャフハウゼンに拠点を置く大手高級時計ブランド〈IWC(アイ・ダブリュー・シー)〉が、同国の高級スキーブランド〈The Faction Collective(ザ・ファンクション・コレクティブ)〉との初となるコラボレーションを発表。両者による合同プロジェクトとして、限定のスキー板 “Faction Studio 1 IWC Collab Ltd.”をローンチする。
今回コラボレーションを果たした〈IWC〉と〈The Faction Collective〉は、どちらも折り紙つきの実績と高いエンジニアリング能力を備えたスイス企業/ブランド。両社とも最先端材料に関して独自のノウハウを蓄積しており、最高レベルの持続可能性と責任ある製造に取り組んでいる。〈The Faction Collective〉は、情熱的なスキーヤーのグループによって2006年に設立。それ以来、フリーライドスキー、フリースタイルスキー、オールマウンテンスキー向けの高品質のスキー板やスキー装備を製造し続け、多くのトップアスリートから絶大なる信頼を寄せられている。2度のオリンピックチャンピオンに輝いた女子スキー選手であり、〈IWC〉のブランドアンバサダーを務めるEileen Gu(アイリーン・グー)も、そのうちの一人だ。
55組限定の“Faction Studio 1 IWC Collab Ltd.”は、オーストリアの100%再生可能エネルギー工場において、ハンドメイドで生産された。このスキー板は、Eileenの使用するスキー板と同じファクションの仕様に基づいて製造されており、世界最高峰のフリースキーヤーによって加えられる極端な力にも耐えることができる。その木製コアは持続可能な形で収穫されたポプラ材とアッシュ材が採用され、結合部分の下にカーボンラバーの補強材を組み込むことで、大きな負荷が加わっても優れた安定性を発揮。また、カーボンを織り込んでねじり剛性が高まり、左右対称としたことで、スキー板を簡単に取り換えられるように最適化されている、超大型の7.5 mmのサイドウォールは、最大限のエッジホールドをもたらすと同時に、木製コアを保護する。
デザイン面ではトップシートがトーン・オン・トーンのホワイト、ベースがブラックとなっており、〈IWC〉のパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”の鮮明なホワイトのセラミック製ケースと漆黒の文字盤に完璧にマッチ。ブラックのベースには“FACTION”の文字とロゴがホワイトでプリントされ、ホワイトのトップシートには夜光塗料による“IWC”と“Lake Tahoe”のロゴを配置。昼間はほとんど見えないが、暗くなると緑色に輝く仕様に。〈The Faction Collective〉が夜光デザインをあしらったスキー板を作ったのは、今回のプロジェクトが初めてだという。
“Faction Studio 1 IWC Collab Ltd.”は、現在〈The Faction Collective〉の公式オンラインストアにて販売中。先述の通り55組の限定製造で、2種類のサイズ(25×171 cmと30×178 cm)がラインアップする。なお、本モデルを注文する際には、同時に〈IWC〉のパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”も購入するか否か選択可能。この機会に、どちらもあわせて購入することをオススメしたい。