ドナルド・グローヴァーが主演の映画『スパイダーマン』シリーズ最新作が登場?
悪役 ヒプノ・ハスラーを描いたストーリーに
ラッパー Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ)としても知られるDonald Glover(ドナルド・グローヴァー)が、「Sony Pictures(ソニー・ピクチャーズ)」の手掛ける『スパイダーマン』シリーズの最新作で主演/製作を務める可能性があると、『The Hollywood Reporter』が報じた。
報道によると、本作は『スパイダーマン』シリーズに登場する悪役 ヒプノ・ハスラーについてを描いたストーリーになる模様。また、Eddie Murphy(エディ・マーフィー)の息子であるMyles Murphy(マイルズ・マーフィー)が脚本を担当するという。
ヒプノ・ハスラーの本名はAntoine Delsoin(アントワーヌ・デルソイン)で、1978年の『スペクタキュラー・スパイダーマン』24話で初めて登場したキャラクター。ディスコバンド マーシー・キラーズのメンバーで、楽器を用いた催眠技術で観客を操る悪役だ。実際、ハスラーはシリーズ内でも無名の登場人物だが、Gloverはこのキャラクターの音楽的側面と、“Marvel Cinematic Universe(マーベル・シネマティック・ユニバース/以下、MCU)”作品の中でも設定された人物像が少なく、制作側も観客もより自由な解釈ができることに可能性を感じているとのこと。
Gloverについては、以前より『スパイダーマン』シリーズに出演して欲しいとの声がファンから挙がっており、2012年の『アメイジング・スパイダーマン』では主演となることが期待されていた。さらに、2015年には、『Disney XD(ディズニー・エックスディー)』シリーズの『アルティメット・スパイダーマン』でマイルズ・モラレスの声を担当し、『スパイダーマン:ホームカミング』ではカットされてしまったシーンでマイルズ・モラレスの叔父を演じているなど、何年にもわたってシリーズとの関係を築いてきたことも、今回の出演に繋がったと考えられるが、果たして……。
「Sony Pictures」は、他にも『クレイヴン・ザ・ハンター』『マダム・ウェブ』『スパイダーウーマン』といった、『スパイダーマン』シーリズに関連する映画をいくつか公開予定だ。