Apple がホワイトボードのように使える新機能 “フリーボード”の配信を開始
アイデアのスケッチや、コメントの追加、図表の描画が可能に
「Apple(アップル)」が、ホワイトボードのようにアイデアを一箇所に集めることができるiPhone、iPad、Mac向けの新機能 “フリーボード”の配信を開始した。
この新機能は、最新バージョンのiOS、iPadOS、macOSに含まれており、ホワイトボードのようにレイアウトやページサイズを気にすることなく、アイデアをスケッチしたり、コメントを追加したり、図を描いたりできる。写真、ビデオ、オーディオ、書類、PDF、WEBサイトおよび地図の位置情報へのリンク、図表などを含むさまざまな種類のファイルに対応可能で、iPhoneやiPadのカメラを使って画像やスキャンした文書を直接ボードに挿入することもできる。また、フリーボードの多数の図形を含むライブラリでは、ユーザーは700を超えるオプションから選択でき、色やサイズを変えたり、テキストを追加可能である他、独自の図形を作成して保存することも可能とのこと。
その他、『ファイル』や『Finder』など、他の純正アプリからボードにコンテンツをドラッグ&ドロップできる上、組み込まれた配置ガイドを使うと、ボードを常に整理された状態に保つことが簡単に。さらに、コンテンツをダブルタップしてプレビューしたり、複数のビデオファイルを同時に再生してダイナミックに表示したりできるクイックルックも搭載。このフリーボードのボードはiCloudに保存され、最大100人のユーザーと常にデバイス間で同期も保つことができる。加えて、この機能は『FaceTime』に直接組み込まれているため、通話中に他の人と共同作業することも可能。作成されたボードは、PDFとして書き出せる他、スクリーンショットにも対応している。その他の詳細に関してはこちらから。