リカルド・ティッシが17年ぶりに自身の名を冠したブランドを再開
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のロンドンプレミアで女優ミカエラ・コエルが着用

Riccardo Tisci(リカルド・ティッシ)が自身の名を冠したブランドを17年ぶりに再開したようだ。先日行われた『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(原題:Black Panther: Wakanda Forever)』のロンドンプレミアで、英国出身の脚本家で女優のMichaela Coel(ミカエラ・コエル)が、彼の手によるカスタムメイドの衣装を着てレッドカーペットを歩いた。
彼女はTisciのオールブラック・シルク・ボディスーツを着用し、レースのスカートでウエストを包み、洗練された花のタイツで気品を漂うスタイルを披露した。英国のファッション情報サイト『Business of Fashion』によると、これはTisci、Michaela、そして彼女の母であるKwenua Osborne(クエニュユア・オズボーン)とのコラボレーションで作られたものだという。
Riccardoは2004年に自身のファッションブランドを設立したが、〈Givenchy(ジバンシィ)〉のクリエイティブ・ディレクターに就任後はそのラグジュアリーメゾンの仕事に集中し、2017年までその役割を担った。翌年、彼は〈Burberry(バーバリー)〉の指揮官に着任。2022年9月に退社を発表した後、業界ではRiccardoの次の動きが注目されているところだった。
Riccardoは声明で、Michaelaが着た衣装について「私達にとって身近な街であるロンドンでのこのプレミアは、私達のストーリーをとても特別な形で実現する最高の瞬間だと確信していました」と述べている。そして「私に多くの機会をもたらし、今日の私を導いてくれたブランド、Riccardo Tisciの復活を祝うには完璧なタイミングだと感じました」付け加えた。
またMichaelaは、自身の『Twitter』公式アカウントでその衣装を公開するとともに、母のKwenua、そしてRiccardoとの親密ぶりがうかがえる3ショットを披露している。
https://t.co/4b0XcElCRi pic.twitter.com/K3zdZ1X5An
— Michaela Coel (@MichaelaCoel) November 4, 2022