イーロン・マスクが Twitter CEO 就任直後に取締役を全員解雇
サブスクリプションサービス『Twitter Blue』も月額約2,900円に値上げを示唆
先週、Elon Musk(イーロン・マスク)は『Twitter』社を440億ドルで買収し、数カ月にわたる買収劇に終止符を打ったわけだが、10月30日(現地時間)に提出した別の書類で正式に同社のCEO(最高経営責任者)に就任したことを明らかにした。
Elonは「買収の効力発生前にTwitterの取締役であった人物は、もはや取締役ではありません」と、それまで取締役として就任していた「Twitter」の前社長Parag Agrawal(パラグ・アグラワル)と他の取締役9人全員を解雇した」とも申請書で述べている。しかしその後彼はSNS上で、取締役会を解散する動きは「あくまで一時的なものだ」と、詳しく説明することなくツイートしている。
また、Elonは『Twitter』のサブスクリプションサービスである『Twitter Blue』をより高価なサブスクリプションに改めることを考えているようだ。この有料認証は月額4.99ドル(約740円)だが、Elonは更新されたサブスクリプションに月額19.99ドル(約2,900円を)課すことを望んでいると伝えられている。
Elonは『Twitter』の従業員に対して11月7日までにこのサービスを変更するよう求めており、期限を守れない場合は解雇されると言われている。現在『Twitter』で認証を受けている人は、新しい『Twitter Blue』プランが施行された後、90日以内に加入しなければ、認証を失うリスクがある。彼は以前からこのプロセスを変更する計画があることを示唆していたが、彼は“認証プロセス全体が今改訂されている”とツイートしている。
また新たなツイートでは、以前『Twitter』に買収され、その後2017年にサービスが停止していたショート形式の動画共有サービスのアプリ『Vine(ヴァイン)」を復活させるかどうかをフォロワーに聞いており、『TikTok』よりも優れたものにするために何ができるかと問いかけている。
CEO就任するや否や動きが活発なElonの情報は、今後もアップデートを伝えていくのでお見逃しなく。
Bring back Vine?
— Elon Musk (@elonmusk) October 31, 2022