W杯で日本代表が決勝トーナメントに進出するための条件は?
12月1日(現地時間)の第3節スペイン戦では少なくともドロー以上の結果が必須
「FIFAワールドカップ カタール2022」グループE第2節の2試合が11月27日(現地時間)に行われた。日本代表はコスタリカと対戦し、決定機を生かせないまま前半が終了。後半に入ってもコスタリカの鉄壁な守備を攻略しきれず、36分にはコスタリカ代表のKeysher Fuller(ケイセル・フレール)に先制ゴールを許し、0−1で惜しくも敗れた。
その後に行われたスペインとドイツの対決は、スペイン代表のÁlvaro Morata(アルバロ・モラタ)が後半17分に左サイドからのクロスを押し込み先制。しかしその後半38分にはドイツ代表のNiclas Füllkrug(ニクラス・フュルクルク)が同点弾を決め、試合は1-1のドローで終えた。
こうなると日本代表が決勝トーナメントに進出するための条件が気になるところ。グループE第3節、もし日本がスペインに勝利した場合には勝ち点が6に達するため、自力での突破が決定。逆に日本が敗れた場合には決勝トーナメント進出の可能性は消滅してしまう。しかしこの無敵艦隊との勝負がドローとなると、その条件は複雑となってくる。
順位表を見てみると、
1位:スペイン代表 – 勝ち点 4 / 得失点差 +7
2位:日本代表 – 勝ち点 3 / 得失点差 ±0
3位:コスタリカ代表 – 勝ち点 3 / 得失点差 -6
4位:ドイツ代表 – 勝ち点 1 / 得失点差 -1
このようになっており、コスタリカvsドイツの結果次第という様相だ。
もしコスタリカがドイツに勝利した場合、スペイン代表とコスタリカが決勝トーナメント行きの切符を獲得。もしドローに終われば、得失点差で日本がコスタリカを上回るため2位での突破が決定する。また、ドイツが勝利しコスタリカが敗れた場合、ドイツと日本の得失点差での順位決定となる。
日本vsスペイン戦は12月1日の22:00(現地時間)にキックオフ。日本では12月2日(金)深夜4時となるが、ベスト16がかかった大事な試合だけに見逃せない試合となりそうだ。
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— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) November 27, 2022