GAP が YEEZY GAP の商品を店頭から撤去し公式サイトも閉鎖へ
〈GAP〉が“YEEZY GAP”に関する公式声明を発表
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〈GAP(ギャップ)〉は10月25日(現地時間)、Kanye West(カニエ・ウェスト)改めYe(イェ)とのコラボライン “YEEZY GAP”に関する声明を公式サイトで公開した。
その声明によると、同社は“YEEZY GAP”の商品を店頭から撤去し、同ラインの公式サイトを閉鎖する措置を即座に取ったという。彼らは「反ユダヤ主義、人種差別、ヘイトはいかなる形であれ許しがたく、当社の価値観に照らして容認できるものではありません。お客様や従業員、株主を代表して、私たちは憎しみや差別と闘う団体とパートナーシップを結んでいます」と宣言している。
〈GAP〉は今年9月、Yeおよび〈YEEZY(イージー)〉とのパートナーシップ契約を正式に解消することを発表。前回の発表の段階では、同社はYeとの契約終了後も“YEEZY GAP”の既存商品の販売を継続する予定だったものの、彼の最近の発言や行動を受けて、今回の決断に至ったようだ。
Yeはここ数週間で〈GAP〉や〈adidas(アディダス)〉〈Balenciaga(バレンシアガ)〉といったブランドからパートナーシップの解消を通告されたほか、長年所属していた事務所「CAA」からも解雇され、さらに自身のレーベル「G.O.O.D. Music」も既に「Def Jam」傘下ではなくなっている。