トム・クルーズが俳優として初めて宇宙で映画の撮影を目指し交渉中
ストーリーは主人公とキャラクターが地球を救うために宇宙へ行くことがフィーチャーされる模様
俳優 Tom Cruise（トム・クルーズ）は、今年公開され大ヒットとなった映画『トップガン マーヴェリック』の後、自身のプロジェクトを新たな高みへと引き上げることを表明していたが、文字通りそれを実行に移すべく動いているようだ。
今年7月で60歳になったTomは、宇宙で映画を撮影する最初の俳優となることを目指すという。彼は現在、『ボーン・アイデンティティー』を手掛けた監督 Doug Liman（ダグ・ライマン）とともに、次回作のために俳優とスタッフを国際宇宙ステーションに送り込むべく、「Universal Filmed Entertainment Group（ユニバーサル・フィルムド・エンターテインメント・グループ、UFEG）」と交渉しているという。既にTomたちの要望は、同グループ会長のDonna Langley（ドナ・ラングレー）が認めたと米の有力紙が報じている。
Langley曰く、「Tom Cruiseは私たちを、そして世界の人々を宇宙に連れて行くつもりだ。Tomと一緒に開発中の素晴らしいプロジェクトとは、ロケットで宇宙ステーションに行き、撮影をするというものです」と語ったとされている。その映画はほとんど地球上で撮影されるようだが、彼は「そのストーリーでは、主人公とキャラクターが地球を救うために宇宙へ行くことがフィーチャーされるだろう」と付け加えた。また、Tomが“宇宙ステーションの外で宇宙遊泳をした最初の民間人”になることをかなり期待しているという。
このプロジェクトが具体的にどのようなものなのか、またいつから製作に入るのかはまだ明らかにされていない。もしこのプロジェクトが実現すれば、Tomは史上初めて宇宙で映画を撮影した俳優になる可能性が高く、彼だからこそ可能かも知れない、と期待せずにいられない。
