Bruno Mars と Anderson .Paak によるデュオ Silk Sonic が第65回グラミー賞へのノミネートを辞退すると発表
「潔く、謙虚に、そして何よりも“セクシー”に辞退します」
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)は、自身とAnderson .Paak(アンダーソン・パーク)によるR&Bデュオ Silk Sonic(シルク・ソニック)が昨年11月に発表したアルバム『An Evening with Silk Sonic』を第65回グラミー賞の選考に提出しないことを発表した。
Brunoは米『Rolling Stone』誌の取材に対し、「私たちは本当にこのレコードの制作に全ての力を注ぎ込みましたが、Silk Sonicとして潔く、謙虚に、そして最も重要なこととして“セクシー”に今年(2023年)のグラミー賞(の選考)にアルバムを提出することを辞退したいと思います」と語っている。Silk Sonicは前回のグラミー賞で、アルバムのリードシングル “Leave the Door Open”が“Record of the Year(最優秀レコード賞)”、“Song of the Year(最優秀楽曲賞)”、“Best R&B Performance(最優秀R&Bパフォーマンス賞)”、“Best R&B Song(最優秀R&B楽曲賞)”の4部門を受賞。また、同デュオは授賞式でパフォーマンスも披露している。
Brunoは「これ以上何かを求めるのはクレイジーだと思います。ファースト・シングル“Leave the Door Open”に世界が反応した瞬間に、Andyと私、そしてこのプロジェクトに携わった全員が勝利したのです。他のすべてはケーキの上のアイシングに過ぎません」と付け加えた。
この発表を受けて、米「Recording Academy(レコーディング・アカデミー)」CEOであるHarvey Mason Jr.(ハーヴィー・メイソン・ジュニア)は、以下のようなコメントを発表。「Silk Sonicはここ数回の授賞式のハイライトであり、今年初めの第64回グラミー賞は、当然のように素晴らしい夜となりました。今年は(ノミネート選考に)提出しないという彼らの決断に感謝すると共に、音楽界における素晴らしい1年を一緒に祝うことを楽しみにしています」
第65回グラミー賞の正式なノミネート作品は11月15日(現地時間)に発表され、授賞式は来年の2月5日(同時間)に開催予定だ。