英国王室がダニエル・クレイグに ジェームス・ボンドと同じ名誉の CMG 勲章を授与
映画『007』に登場するボンドは1953年に“架空”のCMG勲章が授与されていた
2006年公開の映画『007／カジノ・ロワイヤル』でジェームス・ボンド役を演じていたDaniel Craig（ダニエル・クレイグ）が、『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』を最後に同役から降りたのは、ファンであれば既にご承知のとおり。しかし、このたび英国王室がDanielの映画と演劇への多大な貢献を称え、ボンドと同じ名誉であるCompanion of the Order of St Michael and St George（聖ミカエル・聖ジョージ勲章、以下CMG）を彼に授与した。
ジェームス・ボンドのキャラクターは『007』シリーズで7人の俳優が演じてきたが、Ian Fleming（イアン・フレミング）原作による『ロシアより愛をこめて』と『女王陛下の007』に登場するように、1953年に“架空”のCMG勲章がボンドに授与されていた。
英国王室はこのニュースを『Twitter』の公式アカウントで共有し、Princess Ann（アン王女）がウィンザー城でDanielにこの賞を授与している画像を添えて以下のように発表している。「貴殿をお待ちしていました… Princess Royalは、Daniel Craigの映画と演劇への傑出した貢献を認めて、The Order of St Michael and St George勲章を授与します」
We’ve been expecting you…
🎖️The Princess Royal presents Daniel Craig with The Order of St Michael and St George – the same honour held by his character James Bond – in recognition of his outstanding contribution to film and theatre. pic.twitter.com/X20TP6BogL
— The Royal Family (@RoyalFamily) October 18, 2022
また、ジェームス・ボンドは英国海軍の司令官だったが、2021年9月の『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開直前に、Danielは英国海軍の名誉将校にも任命されていた。彼が映画『007』から外れることができても、ボンドの栄誉からは外れることが出来ないようだ。
