独 Porsche がライトウェイトバージョンの 911 カレラ T を発表
7速マニュアルギアボックスに変更可能で1470kgの車重により軽快な走りが期待できる
独の自動車メーカー「Porsche(ポルシェ)」は、911のラインアップを拡充し、新型のライトウェイトスポーツカー、911カレラTを発表した。車名の最後に付く“T”は“ツーリング”を意味し、ピュアな走りを追求したこのモデルとなっている。
3.0リッターツインターボフラット6エンジンを搭載し379psの最高出力と331psの最大トルクを発揮するこのモデルは、車重を1470kgまで絞ることで911シリーズでは最軽量となり、より軽快な走り期待できる。また、ベースモデルのカレラには7速デュアルクラッチ・オートマチック・トランスミッションのみが組み合わされるが、TはカレラSの7速マニュアルとの組み合わせも選択可能となり、どちらも最高速度は291km/hを誇る。
Tモデルで特筆すべきは、アクティブ・スポーツ・サスペンションとトルク・テクノロジーが追加費用なしで装備されていることだろう。さらに、このスポーツカーには5つの異なる走行モードを含む「Porsche」のスポーツクロノパッケージ、20インチのフロントホイール、21インチのリアホイール、そしてスポーツエグゾーストが装備されている。
インテリアに目を向けると、メーカー純正のGTスポーツ・ステアリングホイールや4ウェイ電動シートが装備されており、マットブラックのトリムとハイグロスブラック仕上げで全体的にダークなトーンにまとめられている。また、18way電動調節のアダプティブ・スポーツシートとレザーシートなどもオプションで選択可能だ。
「Porsche」911カレラTは既に公式ウェブサイトのラインアップに加えられており、価格は1,640万円(税込)で予約注文の受け付けを開始しているので、気になる方はでディテールをチェックしてみよう。