MSCHF が骨折後に着用するウォーキングブーツをスタイリッシュにアレンジ
本格的なウォーキングブーツの機能と高いデザイン性を兼ね備えた1足
普段から自身の装いに気を遣っている『Hypebeast』の読者の中でも、足関節骨折の手術や治療後に着用するウォーキングブーツにまでこだわる強者は、おそらく皆無と断言してもいいだろう。通常ウォーキングブーツを履くことは決して“楽しい”体験とは言いがたく、そのデザインはファッション的な観点からは程遠い。そんな既成概念を吹き飛ばすべく、米ニューヨーク・ブルックリンを拠点とするお騒がせクリエティブエージェンシー「MSCHF(ミスチーフ)」が、斬新なウォーキングブーツ AC1(*おそらくAir Cast 1の略)を発表した。
ニューヨークのファッションシーンで絶大な支持を集めるBloody Osiris(ブラッディ・オシリス)をモデルに起用したルックと共に公開されたAC1は、アッパー全体を覆うプラスチックのケージの上から、2本の極太ベルクロストラップを配した近未来的な佇まいが特徴だ。『Amazon』や近所の薬局、病院で取り扱っているウォーキングブーツと違う点は、販売価格が450ドル(約66,000円)とやや高額であるほか、トゥボックスやヒールなどに「MSCHF」のブランドネームが配置されていること。本格的なウォーキングブーツとしても機能は維持しつつ、普段履きにも活用できるユニークな1足に仕上がった。
「MSCHF」AC1は、10月19日2:00(現地時間)より『MSCHF Sneakers』アプリにて販売予定。なお、本モデルは今秋には全世界での販売を予定しているとのこと。日本での展開があるのかは不明だが、フォトギャラリーでそのディテールをチェックし、今後のアナウンスを待とう。