HUF x Nike SB Dunk Low の全貌が明らかに
グローバルでは2022年11月ごろ販売開始予定
今年5月にコラボの噂が浮上してから、発売が待ち望まれていた〈HUF(ハフ)〉の創設20周年を祝した〈Nike SB(ナイキ SB)〉とのコラボDunk Lowの発売情報とより詳細なディテール画像が、先日ついに到着した。本稿では、〈HUF〉の創設者である故・Keith Hufnagel(キース・ハフナゲル)にトリビュートした本モデルを、それぞれのパーツにフォーカスしてご紹介。
本モデルは、Keithが長い時間を過ごした2つの都市、ニューヨークとサンフランシスコからインスパイアされた2色で展開。どちらも市のプロ野球チームである、ニューヨーク・ヤンキースとサンフランシスコ・ジャイアンツにそれぞれインスパイアされたカラーパレットを採用している。ヒールには、ブランドのキャッチフレーズである“HUF Forever”を彷彿とさせる“Keith Forever”の文字を配置し、その下には各カラー名である都市の外観を〈Nike〉のオリジナル反射素材 HF Weldで刻印。
また、つま先部分に施された〈HUF〉ロゴは、原点であるサンフランシスコにセレクトショップとして店を構えていた当時のロゴを復刻しプリント。重ねられたジュエルスウッシュは通常ゼリー素材を使用しているが、今回は特別にクロムを用いて特別仕様に。加えて、シュータンタグにはそれぞれのカラーモデル名を配し、内側には左右別で“20 Years of HUF!”と“20 Years of Nike SB!”の文字が刺繍されている。
さらに、インソールは〈HUF〉お馴染みの淡いグリーンをベースとし、ヒール側には両ブランドのロゴをそれぞれあしらい、シューズから取り出し確認できるつま先部分には、Keithの愛犬であったチワワ Bonesのシルエットがさりげなく描かれている。サイドパネルのレザーの下には、2004年に発売された両者によるコラボDunk High “Tie-Die”に着想したタイダイパターンをあしらっており、好みに合わせてデザインが選べる仕様に。
そして、今回の注目ポイントでもあるパッケージは、スケートショップなどで販売されている“mystery box”をイメージした“grab bag”を取り入れ、どのカラーが入っているかは開けるまで分からないとのこと。このバッグは、再封不可能な作りになっており、再販のための不正開封防止としても機能。袋のグラフィックには、本モデルの“New York”、“San Fransisco”、F&F限定カラーの“グレー/グリーン”といった3つのカラーウェイが並んでいる。グラフィックと共にある“Wait…What?!”というキャッチフレーズについて、クリエイティブディレクターのRomeo Tanghal(ロメオ・タンガル)は、「Keithはいつも“Wait…What?!”と言っていました。彼に何かを話したり、ミームを見せたりしても、それが通常の最初の反応でした」と語っており、細部にまでKeith Hufnagelへの愛が詰まったモデルとなっていることが分かる。
〈HUF〉x〈Nike〉SB Dunk Lowの価格は130ドルで、現在アメリカの〈HUF〉公式オンラインストアにて先行販売中。グローバルのリリースは11月を予定しているとのこと。上記のフォトギャラリーでシューズをチェックしつつ、引き続きブランドからのアップデートを待とう。