adidas が Kanye West および YEEZY とのパートナーシップの見直しを発表
〈adidas〉の広報担当者が契約に関する声明を公開

〈adidas(アディダス)〉が2013年よりパートナーシップを継続しているKanye West(カニエ・ウェスト)改めYe(イェ)および彼の手掛ける〈YEEZY(イージー)〉との契約に関する声明を公開した。
Yeはここ数カ月、自身のパートナーである〈adidas〉や〈GAP(ギャップ)〉に対する批判を『Instagram』やメディアを通して発信してきた。そして先日、〈GAP〉とのパートナーシップ契約解消が正式に発表されたものの、〈adidas〉に関しては公式からの発表は無いままだった。しかし、今回『Hypebeast』は、〈adidas〉の広報担当者からYeおよび〈YEEZY〉との契約に関する声明を入手した。その全文は以下の通り。
adidasは常に創造性、革新性、そしてアスリートやアーティストのビジョンの達成のためにサポートを行ってきました。adidasとYEEZYのパートナーシップは、私たちの業界の歴史の中で最も成功したコラボレーションの一つです。私たちは、Yeとのコラボレーションとそこから生まれた象徴的なプロダクトを通して、たゆまぬ努力を続けてきたチームを誇りに思っています。また、成功するパートナーシップはすべて、相互尊重と価値観の共有に根ざしていることを認識しています。現在の状況を内々に解決するための努力を重ねた結果、私たちは(YeおよびYEEZYとの)パートナーシップを見直すという決断を下しました。しばらくの間、現行製品の共同管理は継続します
この声明を確認する限り、今後もパートナーシップを継続するか否かを社内で検討中といった状況のようだ。果たして〈adidas〉がどのような決断を下すのか、引き続き新情報が届き次第お伝えしたい。