Sony が次世代 VR システム PlayStation VR2 を発表

「Sony（ソニー）」は1月5日（水）、PlayStation 5向け次世代VR（バーチャルリアリティ）システム PlayStation VR2と、新たなVRコントローラー PlayStation VR2 Sense™ コントローラーを正式に発表した。

PlayStation VR2では、4K HDRディスプレイや110度の視野角、フォービエイテッド・レンダリング（プレイヤーの中心視野ほど高解像度に、視野の外側にいくに従い低解像度で描画する手法）によって、高品質な映像体験が提供される。また、有機ELディスプレイを備え、片目あたり2000×2040の解像度と、90/120Hzの滑らかなフレームレートを実現。さらに、インサイド・アウト・トラッキングを採用しており、VRヘッドセットに搭載したカメラを通じて、プレイヤーとコントローラーをトラッキングする。本体以外のカメラを必要とすることなく、プレイヤーの動きや向いている方向がゲーム内に反映されるという。視線トラッキング、ヘッドセットフィードバック、3Dオーディオなどの機能に加えて、PlayStation VR2 Sense™ コントローラーを組み合わせることで、プレイヤーは驚くほど深い没入感を感じることに。ゲームの世界にかつてないほど深く没入できるようになることで、PlayStation VRが提唱してきた“センス・オブ・プレゼンス（ゲームなどの世界に実在しているかのような感覚）”を一層向上させ、大きく飛躍したVRゲーム体験が可能になる。また、PlayStation VR2の専用タイトルとして、オランダのゲーム会社「Guerrilla」とイングランドのゲーム会社「Firesprite」が手掛ける『Horizon Call of the Mountain』が発表され、ティザー映像も公開された。

PlayStation VR2およびPlayStation VR2 Sense™ コントローラー、『Horizon Call of the Mountain』の発売日や価格については、本稿執筆時点では未定。ファンは期待して続報を待とう。