話題の NFT コレクション Bored Ape Yacht Club の取引総額が1,050億円を突破

アメリカを拠点とする企業「Yuga Labs」が展開している人気のNFTコレクション “Bored Ape Yacht Club（ボアード エイプ ヨット クラブ）”のオンラインマーケットプレイス『OpenSea（オープンシー）』における取引総額が、1月4日（現地時間）の時点で26万5,000 ETH（約1,050億円）を突破したことが明らかになった。

“Bored Ape Yacht Club”は、Post Malone（ポスト・マーロン）やStephen Curry（ステフィン・カリー）など多くの著名人が所有していることで知られており、直近では“ラップゴッド”ことEminem（エミネム）が自身にそっくりなNFT “EminApe”を123.45 ETH（約4872万円）で購入したことが大きく報じられた。また、“BAYC”のメンバーは〈adidas Originals（アディダス オリジナルス）〉初のNFTコレクションの制作にも関わっており、他の業界からも注目されている。“BAYC”は、いま世界で最も価値のあるNFTコレクションの1つと断言できるだろう。

同じく世界的に人気のNFTコレクション “CryptoPunks（クリプトパンクス）”が達成した取引総額が77万5,000 ETH（約3,070億円）であり、現在NFTの取引額としては史上最高と言われている。“BAYC”の取引総額はこれにはまだ及ばないものの、先述の通り知名度の高いオーナーが数多く存在するため、いずれ“CryptoPunks”を追い抜く可能性も高い。いずれにせよ、今後の動向を注視しておこう。