BALLY の新クリエイティブ・ディレクターに RHUDE のルイージ・ビラセノールが就任
ルイージによる初コレクションは、2023年春夏シーズンに発表される予定
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スイスのラグジュアリーブランド〈BALLY(バリー)〉が〈RHUDE(ルード)〉の創業者 Rhuigi Villaseñor(ルイージ・ビラセノール)を新たなクリエイティブ・ディレクターに任命した。ブランド全体のアーティスティック・ディレクションを統括するRhuigiの初コレクションは、2023年春夏シーズンに発表される予定。
フィリピンとアメリカの国籍を持つRhuigiは、9歳でアメリカに移住し、ロサンゼルスでキャリアをスタートさせた。デザインへの情熱や衣服の構造に対する理解は、テーラーの母と建築家の父のもとで培われたという。彼の手掛ける〈RHUDE〉は、一時代を築いたLAのラグジュアリーストリートの一翼を担っていた。
今回のクリエイティブ・ディレクター就任に際し、Rhuigi Villaseñoは、次のようにコメント。「BALLYの新しいクリエイティブ・ディレクターに任命されたことを誇りに思います。私にとって非常に思い入れのあるブランドであるBALLYは、祖父から私まで、私自身の家族の中でも世代を超えて身につけられてきました。社会的な革新と171年に及ぶラグジュアリーの歴史に見られる、ブランドの先駆的なレガシーは、まさに真のインスピレーションであり、そしてサステナビリティとクラフトマンシップに対するこの会社の最も重要な取り組みに惹かれています。ラグジュアリーに対するスイス的なアプローチや、卓越さへの慎み深い表現、さらには共生への開かれた姿勢や環境への配慮を、常に賞賛してきました。(ブランドのCEOである)Nicolas Girotto(ニコラ・ジロット)と私は共通のビジョンで繋がっており、このチャレンジを引き受けることを大変光栄に思っています。長年の伝統を尊重しつつ、ブランドを活性化また現代化し、より多くの人々とそのストーリーを共有できることを楽しみにしています」