WACKO MARIA が天才ジャズピアニスト ビル・エヴァンスとのコラボコレクションをリリース
ジャズ史に残るレジェンドを招聘した全6型21種のアイテムを用意
9月11日(土)より2021年秋冬コレクションのデリバリーがスタートする〈WACKO MARIA(ワコマリア)〉が、早速今シーズン1発目のコラボコレクションを発表。栄えあるトップバッターに選ばれたのは、アメリカが生んだ天才ジャズピアニスト Bill Evans(ビル・エヴァンス)だ。
普段『HYPEBEAST』が取り上げるようなジャンルとは毛色が違うアーティストなのでご存知ない方が多いかもしれないが、ジャズ史に大きな影響を与えた紛れもないレジェンドなので軽くご紹介したい。Bill Evansは1929年にアメリカ・ニュージャージー州で生まれ、大学で音楽を学んだのちに兵役を経て1954年からニューヨークにて音楽活動をスタート。当時のジャズシーンはアフリカ系アメリカ人の主戦場だったが、ウェールズ系とスラブ系を親に持つEvansはその耽美的な技術からピアニストとしての才能が認められ、短期間ではあるがMiles Davis(マイルス・デイヴィス)のバンドに加入。“ジャズ史上最高のアルバム”と称される『Kind of Blue』にも参加している。その後、自身がリーダーを務めるピアノ、ベース、ドラムのトリオを結成し、名盤『Waltz for Debby』や『Portrait in Jazz』を制作。トリオは幾度となくメンバーを変更しながらも活動していたが、長年の薬物乱用と喫煙の影響で1980年に51歳の若さで亡くなってしまった。
そして、来る9月15日は彼の41回目の命日であり、〈WACKO MARIA〉がこのタイミングで彼とのコラボコレクションをリリースするのは、音楽をバックボーンの1つとするブランドならではのリスペクトからだろう。コレクションは先述の『Waltz For Debby』と『Portrait in Jazz』、そして『Sunday at the Villege Vanguard』の3枚のアートワークにフィーチャーし制作。シンプルにアートワークをプリント、アルバムタイトルを刺繍、彼の顔を切り抜いて配したTシャツやスウェットなど全6型21種が用意された。価格は13,200~18,700円(税込)となる。
ファンの購買意欲を駆り立てる〈WACKO MARIA〉x Bill Evansは、2021年秋冬コレクションと共に9月11日(土)より販売開始。〈WACKO MARIA〉の公式オンラインストアをはじめ、『PARADISE TOKYO』『WACKO MARIA 伊勢丹新宿店メンズ館』『WACKO MARIA HANKYU MEN’S TOKYO』などで取り扱われる。
ちなみに、先日『HYPEBEAST』が独占取材した〈WACKO MARIA〉の旗艦店での舐達麻のゲリラライブの模様はもうチェック済み?