“日本代表史上最高傑作”と称される DF 冨安健洋がアーセナルに電撃移籍
現在プレミアリーグで最下位に沈むアーセナルを立て直す救世主になれるか
1886年に創設されたイングランド・ロンドンを拠点とするプレミアリーグの名門アーセナルが、「2020年東京オリンピック」にも出場していた“日本代表史上最高傑作”と称される若きDF 冨安健洋の完全移籍を発表した。
現在22歳の冨安は、2016年の高校3年生の時にJ1のアビスパ福岡でプロデビューを果たすと、そのわずか2年後に初の海外挑戦としてベルギーのシント=トロイデンに移籍。サポーター団体によるシーズンMVP選手に選ばれるなど活躍し、2019年にイタリア・セリエAのボローニャへ加入。伝統的に強固な守備をよしとする同リーグにおいてSBやCBとして出場すると、持ち前のフィジカルとスピードを武器とした対人守備と空中戦の強さ、そして冷静なプレーの中で光る攻撃のセンスが高く評価され、昨年頃からACミランをはじめとするビッククラブが獲得に乗り出していた。そして、2020-21シーズンはセリエAのアタランタかプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへの加入が決定的と思われていた中で、移籍市場最終日である8月31日に突如としてアーセナルへの移籍が決定。契約期間は2026年までの長期契約で、背番号は“18”を背負う。
アーセナルでは過去に稲本潤一、宮市亮、浅野拓磨の3人の日本人選手がプレーしてきたが、残念ながらいずれの選手も出場機会はないに等しかった。だが冨安は、現在プレミアリーグで開幕3連敗無得点9失点の最下位に沈むアーセナルの守備を立て直す救世主として監督 Mikel Arteta(ミケル・アルテタ)が獲得を熱望したそうなので、RSBもしくはCBの要としてコンスタントに出場機会があると見て間違いないだろう。
1人のグーナー(サポーターの愛称)として、Cristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)やソン・フンミンらをマッチアップで封じることを楽しみにしています。
Welcome to The Arsenal, Tommy!
Welcome to The Arsenal, Takehiro Tomiyasu 🇯🇵 pic.twitter.com/trL4Wq7zXW
— Arsenal (@Arsenal) August 31, 2021
Hi Tomi! 👋
💬 "I promise you I will give everything to contribute to the team. I'm looking forward to seeing you in the stadium."
It's time for a message from our latest signing… 🤳 pic.twitter.com/p22bQhs0q5— Arsenal (@Arsenal) August 31, 2021
🇯🇵 From one Japan international to another…
Welcome to @Arsenal, Takehiro Tomiyasu 👋
❤️ @buchi_mana pic.twitter.com/mszimS7Ot3— Arsenal Women (@ArsenalWFC) August 31, 2021