Kanye West がマリブビーチに面する安藤忠雄がデザインした家を約63億円で購入
「俺は音楽を作るために、安藤忠雄は建築するために存在している」
音楽とファッションの分野において類い稀なる才能を発揮しているKanye West(カニエ・ウェスト)が、2018年に建築事務所「YEEZY Home」を設立したことを記憶している方はそう多くないだろう。Kanyeは学生の頃から建築誌『Architectural Digest(アーキテクチュラル ダイジェスト)』を愛読し、カリフォルニア・ヒドゥンヒルズのKim Kardashian(キム・カーダシアン)との元愛の巣は世界的建築家 Axel Vervoordt(アクセル・フォーヴォルト)が手掛けていたりと、実は建築への造詣が深い。そんな彼がこのたび、日本人建築家・安藤忠雄がデザインした家を購入したとの情報が入ってきた。
Kanyeは過去に安藤忠雄が設計した真駒内滝野霊園の石像大仏を唐突にツイートしたこともあれば、先日のベルリン滞在で「俺は音楽を作るために、BalenciagaのDemna Gvasaliaは服をデザインするために、安藤忠雄は建築するために存在している」と発言するほど、同氏が甚くお気に入り。今回購入した物件は、2012年にカリフォルニア・マリブのビーチサイドに建てられたコンクリート打ちっ放しの『マリブの住宅Ⅲ』で、広さ約370平方メートルの3フロア構成。先述の元愛の巣からは車で30分程度の距離にあり、別荘やスタジオとして利用するために購入したようだ。当初は7,500万ドル(約83億円)で売りに出されていたが、Kanyeが値切った結果、5,730万ドル(約62億7,200万円)に落ち着いたとのこと。
早速下記から直線美が美しい安藤忠雄建築を見てみよう。
Kanye West's new $57 million home in Malibu‼️😳 pic.twitter.com/l4NjzsBcNc
— RapTV (@raptvcom) September 20, 2021