HYPEBEAST 編集部が贈るプレイリスト企画 “HYPEBEAST SOUNDS” vol.28
9月1〜14日にリリースされた新譜から『HYPEBEAST』編集部が30曲をセレクト

『HYPEBEAST』によるプレイリスト企画“HYPEBEAST SOUNDS”が、音楽ストリーミングサービス『Spotify』で昨年8月よりスタートしたのはご存知だろうか?日々リリースされる膨大な楽曲を前に何を聴けばいいか分からないという(贅沢な)悩みを抱え、結局決まりきったものばかり聴き続ける毎日を送る読者の方も少なくないだろう。そこで『HYPEBEAST』編集部が毎月2度にわたり、洋邦問わず新譜を中心にこの時代を生きる人々にとって共有資産になりうる“Hype”な楽曲をピックアップしお届け。日々のルーティンにサプライズのつもりでアーティストやジャンルに固守せず聴けば、ディグる楽しさを思い出し広がる世界があるはずだ。
第28回目は9月1〜14日にリリースされた30曲を追加。2021年最大のヒット作となっているDrake(ドレイク)の6thアルバム『Certified Lover Boy』からLil Wayne(リル・ウェイン)とRick Ross(リック・ロス)を迎えた“You Only Live Twice”、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)の従兄弟としても知られるラッパー Baby Keem(ベイビー・キーム)のデビューアルバム『The Melodic Blue』から“first order to business”、ロンドンを代表する実力派フィメールラッパー Little Simz(リトル・シムズ)の4thアルバム『Sometimes I Might Be Introvert』から同郷のObongjayarを迎えた“Point and Kill”、ナイジェリア出身のSSW兼プロデューサー Tems(テムズ)の最新EP『If Orange Was A Place』から“Replay”、シカゴの大御所 Common(コモン)の13thアルバム『A Beautiful Revolution, Pt. 2』からBrittany Howard(ブリタニー・ハワード)を迎えた“Saving Grace”、南インドとスリランカ北部に居住するタミル人にルーツを持つスイス拠点のR&B系シンガー Priya Ragu(プリヤ・ラグ)のデビューミックステープ『damnshestamil』から“Lockdown”、ロサンゼルスを拠点に活動するSSW Deb Never(デブ・ネヴァー)の最新EP『Where Have All the Flowers Gone?』から“Sweet & Spice”、バンクーバー出身のモデルでフィメールラッパー Tommy Genesis(トミー・ジェネシス)の2ndアルバム『goldilocks x』から“a woman is a god”、サウスロンドンの新鋭 Finn Foxell(フィン・フォクセル)の新曲 “The Night”、カリフォルニア出身のファンキー・ソウルポップシンガー Remi Wolf(レミ・ウルフ)の新曲 “Sexy Villain”、Chloe x Halle(クロイ & ハリー)の姉妹デュオで知られるアトランタ出身のアーティスト Chlöeのデビューシングル “Have Mercy”、ベテランラッパー LIBROの3年ぶりのアルバム『なおらい』から“シグナル (光の当て方次第影の形) feat. 元晴”、ZEN-LA-ROCK、G.RINA、鎮座DOPENESSによるユニット FNCYの2ndアルバム『FNCY BY FNCY』から“New Days”、東京を拠点に活動するクィアアーティスト Aisho Nakajimaの1stミニEP『Sleeptalk』から“Needed”、SSW Umeの1stEP『Feelings』からDaichi Yamamotoとのコラボ楽曲 “Soul”などをセレクトしている。
音楽とはアーティストの思考と感情、そして時代を映す“生もの”であるのでくれぐれもお聴き逃しのないように。そして次回のアップデート(10月1日)をお楽しみに。