デニス・ロッドマンをフィーチャーした新作ドキュメンタリー映画『48 Hours in Vegas』の製作が決定
『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』でも言及された1997-98シーズン中の“ラスベガスでの休暇”に焦点を当てた内容に
昨年『ESPN』および「Netflix(ネットフリックス)」で配信されて大きな話題となったドキュメンタリー『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』。本作はMichael Jordan(マイケル・ジョーダン)やScottie Pippen(スコッティ・ピッペン)などのスター選手を擁した1990年代のシカゴ・ブルズ黄金時代の知られざるエピソードが描かれており、当時リアルタイムでその軌跡を追っていたファンから若い世代までを魅了した力作だったが、このたびDennis Rodman(デニス・ロッドマン)をフィーチャーした新たなドキュメンタリー映画が製作されることが明らかになった。
新作ドキュメンタリー『48 Hours in Vegas』は、Rodman自身が製作総指揮を務め、アメリカ・カリフォルニア州サンタモニカに本拠を置く「Lionsgate Motion Picture Group(ライオンズゲート モーション ピクチャーグループ)」が製作を担当する。本作は『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』の第3話および第4話で描かれていた、Rodmanの“ラスベガスでの休暇”に焦点を当てたものになるという。これはRodmanが1997-98シーズン中にも関わらずチームに休暇を要求し、Phil Jackson(フィル・ジャクソン)監督がMJと相談した上で、彼に48時間の休暇を与えたというエピソードのこと。Rodmanはこの休暇をラスベガスで過ごしたわけだが、そこで起きた出来事に加えて、彼の人柄や人生哲学を掘り下げた内容になるようだ。
「Lionsgate Motion Picture Group」社長のNathan Kahane(ネイサン・カヘイン)は、本作について以下のようなコメントを発表している。「Dennis Rodmanは1人しかいない。1998年の時点で、一緒にパーティーをするのにこれほど楽しい、いや、これほど危険な人物は地球上にいなかった。この映画は、あなたが知っていると思っているすべてのことの裏側にある神話や伝説、そしてDennisという人間についての、忘れられない旅に連れて行ってくれるでしょう。彼の素晴らしいキャリアと人生について描かれた、突拍子もなく陽気でありながらも完全に人間的かつ感情的な作品になる予定です。あなたが既に“Worm(Rodmanの愛称)”について何か知っているつもりになっているなら、ちょっと待ってください!ぜひこの映画をご覧になっていただきたいです」
『48 Hours in Vegas』の公開時期などの詳細は本稿執筆時点では明らかになっていないが、来年中の公開が見込まれている。公開が待ち遠しいが、今は予習として『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』を観直しつつ、続報を待っていよう。