MET Gala で A$AP Rocky の着用していたパッチワークキルトに秘められたエピソードが明らかに
『Instagram』でSarahと名乗るアカウントが自身の曽祖母によるものだと投稿
9月13日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークの『メトロポリタン美術館』で開催された「MET Gala 2021(メットガラ 2021)」。Frank Ocean(フランク・オーシャン)やKid Cudi(キッド・カディ)、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)といったセレブリティたちが奇抜なスタイルで登場したファッションの祭典で、一際目立っていたA$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)の着用していた小花柄のパッチワークキルトに関するおもしろいエピソードが明らかになった。
『Instagram』でSarahと名乗るアカウントは「私の曽祖母のキルトは、しばらく前に骨董品店やリサイクルショップに寄付されました。MET Galaの写真を見た時、それが同じものであることにすぐ気が付きました」といった旨のコメントを添え、ベッドカバーとして使用していたキルトの写真と「MET Gala」でのA$AP Rockyのコラージュ画像を投稿。彼女は、スタイリングを担当した〈ERL(イーアールエル)〉のEli Russell Linnetz(イーライ・ラッセル・リネッツ)がこのキルトを南カリフォルニアで見つけたと語る『VOGUE』の記事を読んで「もしかしたら」と思い、母親に写真を探すよう伝えたという。
実際に彼女ら家族が使用していたキルトの写真を見てみると、A$AP Rockyが身に纏っていたパッチワークキルトと同じものであることが伺える。これに関してEli Russell Linnetzは「この作品には強烈な物語があります。見た目は美しく、その中には思い出が詰まっています」とコメント。Sarahは「曽祖母がA$AP RockyとERLと一緒にMET Galaに行ったみたい」と喜びの声を上げている。