ボブ・マーリーに敬意を表したアヤックスのユニフォームがデザイン変更を余儀なくされる
2021-22シーズンで最もファッショナブルなユニフォームは、「UEFA」の規定に反していたことが判明

先日、名門フットボールクラブとして知られるオランダのアヤックスが、2021-22シーズンで最もファッショナブルと言っても過言ではないユニフォームを発表したことをお伝えしたが、なんとも残念な続報が入ってきた。
Singin' sweet songs 🎶 @RGravenberch pic.twitter.com/SZzyzizB5R
— AFC Ajax (@AFCAjax) August 20, 2021
アヤックスは8月20日(現地時間)、Bob Marley(ボブ・マーリー)に敬意を表した3rdユニフォームおよびアパレルコレクションをリリース。どれもブラックを基調にレッド/イエロー/グリーンのラスタカラーがスリーストライプスなど随所に落とし込まれ、特に3rdユニフォームは後襟に楽曲 “Three Little Birds”とアムステルダムの市旗に着想した“3羽の鳥”が配されているのが特徴だった。しかし、9月11日(同時間)に行われた試合で同ユニフォームが初披露された際、この“3羽の鳥”がいなくなっていたのだ。
実はフットボールのユニフォームはデザインルールが厳格に定められており、今回の“3羽の鳥”は「UEFA(欧州サッカー連盟)」の“クラブとスポンサーを除くロゴの使用を禁ずる”という規定に触れてしまったとのこと。Bob Marleyは生前、「フットボールは自由だ」という言葉を残していたが、残念ながら現実とは大きな乖離があるようだ。
なお、その他アパレルコレクションは問題なく販売されているので、気になる方はアヤックスの公式オンラインストアなどをチェックしてみよう。