『週刊少年ジャンプ』にて1998年から連載されている冨樫義博の漫画『HUNTER×HUNTER』といえば、同誌で連載中の作品の中では1997年にスタートした尾田栄一郎の『ONE PIECE』に次ぐ長寿漫画である（3位は2014年からの『僕のヒーローアカデミア』）。しかし、ご存知の通り休載の多い作品として知られ、約3年前の11月26日に発売された2018年52号を最後に連載が途絶えているのだが、本日8月21日（土）で休載1000日目（当日起算）を迎えてしまった。

現在まで続く休載は『HUNTER×HUNTER』としては最長期間で、これまでの休載を全て合算すると12年以上という計算に。その理由はさまざま挙げられるが、冨樫先生の肉体的・精神的負担（とヤル気）を大前提に、最近はこれまで以上に複雑なストーリー、綿密な作画、小説レベルの文字数などが目立ち、高次元のクオリティを求めるあまりに週刊連載のペースでは作品を仕上げることが難しくなってしまったためだという。

『HUNTER×HUNTER』が390話から休載している間、『ONE PIECE』はダブルスコア以上となる1021話を迎え、『チェンソーマン』をはじめとする20作品以上が連載を開始し終了してしまった。一部では書き溜めているという噂もあるが、果たして完結する日は来るのだろうか……。