直島を代表する草間彌生の作品“南瓜”が台風によって流される
回収はできたものの、大きく3つに破損

“アートの島”として名高い香川・直島を象徴する草間彌生の作品“南瓜”が、先日、瀬戸内地方を襲った台風9号によって海に流され破損してしまった。
1994年に直島の桟橋に設置された“南瓜”は、高さ2m x 幅2.5mのプラスチック製。その大きさが故に過去にも台風の被害によって海に流されたことがあったため、台風接近の際には作品を所有する「ベネッセホールディングス」が一時的に保管する場合があるが、今回は大きな影響がないと判断して設置したままにしたという。その結果、“南瓜”は流されて海岸や突堤に打ちつけられ、大きく3つに割れてしまったそうだ。幸いなことに回収はできたものの、復元が可能かどうかは不明とのこと。
直島のシンボルだけに、修復した後に台風対策をとった上でまた設置してほしいものである。
直島のかぼちゃが流されてました。。。#台風第9号 #直島 #草間彌生 #直島のかぼちゃ#Naoshima pic.twitter.com/IY3gYrtU3F
— つばさ (@bart8103) August 9, 2021