Travis Scott x fragment design x Air Jordan 1 Low の抽選に300万件以上の不正参加があったことが判明
ハイカットモデルのリリース時には1人で32,000回もエントリーする強者が……

日本では8月13日(金)にリリースされたTravis Scott(トラヴィス・スコット)x〈fragment design(フラグメント デザイン)〉x〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉によるトリプルコラボ Air Jordan 1 Low。現在、同モデルは2次流通市場では定価の10倍近い価格で取引されているように、2021年を代表するHypeなスニーカーとして購入を試みるも苦汁を嘗める結果となった読者の方は多いだろう。そんな中、アメリカでは「Cactus Jack」でのリリースの際に驚異的な数のボットが発生していたことが判明した。
ハイカットモデルのリリース時には1人で32,000回も抽選にエントリーする強者の存在が報告されていたが、今回のローカットモデルではボットによる抽選の不正参加が計300万件以上もあったという。当然、フィルタリングによって大半が弾かれたものの、SNSを見ると残念ながら網をすり抜けて購入に成功した輩が数多く存在するようだ。
このような事態を受け〈Nike(ナイキ)〉は先日、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)が手掛ける〈Off-White™️(オフホワイト)〉とのコラボプロジェクト Dunk Low “The 50”をリリースするにあたり、“Exclusive Access(限定アクセス)”という不正購入を防止する新たな販売方法を取り入れていたが、今後、人気が予想されるモデルは全て同様の手法が取り入れられていくのだろうか。
3 million fraudulent bot entries 😳 pic.twitter.com/f5WGDj2oC6
— J23 iPhone App (@J23app) August 13, 2021