TOYOTA が LAND CRUISER 70周年特別仕様車のパーツを限定販売

“ランクル”の愛称で親しまれている「TOYOTA（トヨタ）」のLAND CRUISER（ランドクルーザー）が今年で誕生70周年を迎えた。このアニバーサリーイヤーを祝して、海外ではシリーズの70周年特別仕様車が発売される。そして日本でも、この70周年特別仕様車のパーツを国内純正用品として販売することが決定。

LAND CRUISERは、強力なエンジンを備えたBJ型（B型エンジンを搭載したJeep型車）4輪駆動車として1951年8月に発売。世界各地で人の命や暮らしを支え、より豊かな人生を支える存在として「どこへでも行き、生きて帰ってこられること」をコンセプトに掲げ、数多くのユーザーに支持されてきた。同シリーズは累計約1,060万台、年間30万台以上の販売数（2021年6月末時点）を誇り、世界170の国と地域で展開。また、今年の8月2日（月）には300系と呼ばれる最新モデルが発売されたことも大きな話題となっている。

そして海外ではLAND CRUISERの70周年特別仕様車が発売される。この特別モデルは、同シリーズの中でもコアなファンが多い70系と呼ばれるLAND CRUISER 70をベースにしたもの。LAND CRUISER 70は、初代モデルが1984年に発売されて以降、幾度となくアップデートを繰り返しながら30年にわたって世界各国で愛されている人気モデル。日本では2004年に販売を終了したものの、ファンの強い要望により2014年に期間限定で復活。2021年の現在、LAND CRUISER 70は海外のみで展開されているが、日本国内ではいまだに復活を望む声が後を絶たない。

今回のLAND CRUISER 70をベースにした特別仕様車自体は日本国内では展開されないが、ラジエーターグリルやヘッドランプなどのパーツがフルセットと単品で販売される模様。フルセットの購入者への特典としてコンソールボックス上に装着できるシリアルナンバー付きエンブレムや、革調シート/ドアトリムなどが与えられる。

LAND CRUISER 70周年特別仕様車のパーツのフルセットは、8月31日（火）23:59までこちらで抽選販売を受付中。70セット限定で、価格は770,000円（税込）となる。なお、単品での販売は10月1日（金）より受付開始。また、現在「TOYOTA」の公式サイト内では、LAND CRUISER 70周年を記念したさまざまなコンテンツが公開中。“ランクル”ファンの方々はこちらもぜひチェックしておこう。