The Beatles 最後のオリジナルアルバム『Let It Be』のスペシャル・エディションが発売
新たなドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』も『Disney+』で配信決定
The Beatles(ザ・ビートルズ)が1969年に発表した最後のオリジナルアルバム『Let It Be(レット・イット・ビー)』が新たにリマスタリングされた“スペシャル・エディション”として、複数のフォーマットで10月15日(金)に世界同時リリースされることが決定した。
オリジナルの『Let It Be』は、同名の映画製作と同時進行で行われたレコーディングの膨大な音源をプロデューサーであるPhil Spector(フィル・スペクター)がリプロデュースしたアルバムで、全英チャート8週連続、全米チャート4週連続1位を記録した。今回の再発では、オリジナル・レコーディング・セッションやルーフトップ・コンサートの8トラック・テープから直接作り出されたニュー・ステレオ・ミックスを元に、新たにステレオ、5.1サラウンドDTS、Dolby Atmosでミックス。CDでは通常盤(1CD)、デラックス(2CD)、スーパー・デラックス(5CD+1Blu-ray Disc)を展開し、アナログ盤も1LP、1LPピクチャー・ディスク(『THE BEATLES STORE JAPAN』限定商品)、LPスーパー・デラックス(4LP+1EP)がラインアップする。
また、オリジナルアルバムと同時期に撮影された膨大な未発表映像を新たに編集したドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』の公開も決定。本作は11月25日(木)〜27日(土)の3日間にわたって、動画配信サービス『Disney+(ディズニープラス)』にて独占配信される予定だ。視聴方法などの詳細は公式サイトでご確認を。
そして今回のアルバム再発およびドキュメンタリーの公開について、Paul McCartney(ポール・マッカートニー)は以下のようなコメントを発表。「映画『Let It Be』のオリジナル版は、The Beatlesの解散と関係していた。だから僕は、かなり悲しい作品だとずっと感じてきた。けれど今回の新しい映画(『ザ・ビートルズ:Get Back』)は、メンバー4人の間にあった友情と愛情を映し出している。ここには僕らが一緒に過ごした素晴らしい時間も記録されている。新たにリマスタリングされたアルバム『Let It Be』と共に、これはあの時代を思い出させてくれる力強い作品となっている。僕が思い出したいのはこういうThe Beatlesだった」
The Beatles『Let It Be』“スペシャル・エディション”は、先述の通り10月15日(金)より世界同時発売予定。各バージョンの内容や価格などの詳細については、本アルバムの公式サイトでチェックしよう。