リオネル・メッシがバルセロナから電撃退団

Manuel Queimadelos/Quality Sport Images/Getty Images

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御年34歳のLionel Messi（リオネル・メッシ）が、13歳から所属していたバルセロナを退団したというニュースが飛び込んできた。

Messiとバルセロナは2020年頃から関係悪化が囁かれ、同年8月には退団が決定的と思われたものの結果残留。しかし、今年に入りサラリー面を中心とする複数の問題から契約延長の折り合いが付かず、再度関係が悪化。一次的にMessiが事実上の“無所属選手”になる事態もありつつ、最終的に元鞘に収まるという関係が続いていた。だがここにきて突如、バルセロナが所属するラ・リーガの規定がMessiとの契約の障害になったことを示唆する声明を発表。Messiとの20年以上にも及ぶ関係が終了したことを明かしたのだ。

「バルセロナとLionel Messiは新契約を結ぶという明確な意思があったものの、（ラ・リーガの）財政的・構造的な障壁に阻まれ正式な契約を結ぶことが不可能となりました。このような状況を鑑み、バルセロナはMessiとの関係を続けることを諦めました。最終的に選手、クラブ双方の希望を叶えることが出来ないことに深い悲しみを覚えています。バルセロナは、Messiのこれまでのクラブへの貢献に深く感謝すると共に、彼のこれからの公私にわたる生活が最高のものになることを願っています」

17歳でトップチームデビューを果たし、公式戦778試合の出場で672得点を記録。これはバルセロナ歴代最多得点選手であるのはもちろん、ラ・リーガでも歴代最多得点選手（474点）の記録を残すなど、名実共に史上最高の選手としてバルセロナおよびスペインのフットボールシーンを率いてきたMessi。サラリー面での問題がバルセロナとの契約に至らなかった最大の要因だが、彼の希望を満たせる新天地はあるのだろうか……。