石巻工房 by Karimoku から BUAISOU による藍染め仕様の DOVER STREET MARKET GINZA 限定スツールが登場
職人による手染めで仕上げられ1脚1脚の風合いが異なるスペシャルなプロダクトが誕生










日本の老舗木製家具メーカー「カリモク家具」と宮城県石巻市を拠点とする「石巻工房」の共同ブランド〈石巻工房 by Karimoku〉の人気スツール AA STOOLに、国内屈指の藍染めブランド〈BUAISOU(ブアイソウ)〉による染色を施したプロダクト “AA STOOL DYED BY BUAISOU”が『DOVER STREET MARKET GINZA』限定でリリース。
2011年3月の東日本大震災の被災地の復旧/復興を目的に立ち上げられた「石巻工房」は、設立以来被害にあった施設の復旧や改修をはじめ、現地でのワークショップの開催や、家具の製作を一貫して行なってきた。そして2019年に「カリモク家具」との新ブランド〈石巻工房 by Karimoku〉をローンチして以来、同社の技術を用いた質の高い家具を発表し続けている。そんな同ブランドの製品の中でも特に人気の高いAA STOOLは、鈴野浩一と禿真哉が主宰する「TORAFU ARCHITECTS(トラフ建築設計事務所)」によってデザインされたアルファベットの“A”のような形状が特徴のスツール。デッキ材よりも薄い広葉樹の板材を2つ重ね合わせており、その独特の構造から2脚以上を組み合わせることが可能に。例えば複数を横方向に連結して荷物置きのカウンターにしたり、またバラして単体のスツールとして利用するなど、使い手の想像力次第でさまざまな用途が見出せる。
「TORAFU ARCHITECTS」のディレクションのもとに進められた今回のプロジェクトでは、徳島県上板町を拠点とし、天然藍の栽培や“藍染め”の染料である蒅(すくも)の生産、染色、デザイン、製作までの作業を自社で行う〈BUAISOU〉にAA STOOLの染色を依頼。伝統的な技術を継承する〈BUAISOU〉の職人の手によって1脚1脚藍色に染め上げられた。染色は基本的に1人の職人によってはじめから終わりまで行われており、微妙な色の違いまで丁寧に調整されている。出来上がったスツールは単色でありながらも美しい藍色のグラデーションによって1脚1脚の風合いが異なり、それぞれの木目の違いも楽しめる仕上がりに。また、購入時には同スツールがすっぽり収まる特製の巾着袋も付属。1つとして同じものがない、スペシャルなアイテムとなっている。
AA STOOL DYED BY BUAISOUは、8月5日(木)より『DOVER STREET MARKET GINZA』にて販売予定。カラーは10種類(*藍色の濃淡違い)を展開し、合計20脚限定で販売される。価格は41,800円(税込)。また、現在『DOVER STREET MARKET GINZA』では本プロダクト以外にも同店別注カラーのAA STOOLを販売中。こちらはスイスレッド、モスグリーン、インディゴブルーの3色がラインアップし、各33,000円(税込)となる。