Frank Ocean が Coachella 2023 のヘッドライナーに決定
「Coachella 2022」の出演は辞退した稀代のR&Bシンガーが、約2年間の準備期間を経てステージに立つ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによる影響から、再三の延期を経て中止となってしまったアメリカ最大規模の野外音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ 2020)」。もし開催していたとすれば、約10年ぶりの復活をアナウンスしたRage Against The Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)、現代のヒップホップシーンにおける最重要ラッパー Travis Scott(トラヴィス・スコット)、稀代のR&Bシンガー Frank Ocean(フランク・オーシャン)という珠玉の3組がヘッドライナーを飾る予定だったが、残念ながら幻のラインアップとなってしまった。
そして、「Coachella 2020」だけでなく「Coachella 2021」も中止となっていたが、先日、「Coachella 2022」は開催されることがアナウンス。ヘッドライナーは先述の3組が引き継ぐと思いきや、Oceanが辞退したことで彼のファンを落胆させていたが、同フェスのファウンダー Paul Tollett(ポール・トレット)が『LA Times』に語ったところによると、既にOceanは「Coachella 2023」のヘッドライナーに決まっているそうだ。
ファウンダーが語っているので事実に間違いないだろうが、もし本当だとすれば出演まで2年近い準備期間があることから相当なパフォーマンスをお目にかかれるに違いない。また、2016年の『Blonde』以来となる新作アルバムにも期待していいだろう。最後に「Coachella」のステージに立ったのは2012年で、大規模なフェスへの出演も4年間なしという隠遁生活を送っているOcean。日本でのライブも当然期待できないので、ファンの方は今のうちに節約生活をスタートしよう。