暴行容疑で指名手配中のマリリン・マンソンが警察に自首していたことが発覚
さらに複数の女性からも起訴されている模様……

2019年に行われた自身のコンサートにおいて、カメラマンの女性に暴行を働いた容疑で指名手配されていたアーティストのMarilyn Manson(マリリン・マンソン)ことBrian Warner(ブライアン・ワーナー)が、警察に自ら出頭して逮捕されたのち、既に保釈されていたことが複数のメディアの報道で明らかになった。
この事件をご存知ない方のために経緯を説明しておくと、Marilynは2019年8月にアメリカ・ニューハンプシャー州の『Bank of NH Pavilion(バンク・オブ・ニューハンプシャー・パビリオン)』で開催された自身のコンサートにおいて、現地の企業が雇ったカメラマンの女性に対して唾を吐きかけたり、鼻水を飛ばすなどの迷惑行為を行った。この事件を受けて、同州ギルフォード警察はMarilynに対する逮捕状の発付を裁判所に請求し、今年5月にこれが正式に認められて彼は指名手配されることに。しかし、Marilynや彼の代理人、弁護士は逮捕状が発付されたことを認知しているものの、ニューハンプシャーに出向くのを拒否し続けていた。
しかしその後事態は一変し、7月2日(現地時間)にMarilynはカリフォルニア州ロサンゼルス警察署に出頭。彼の逮捕状を発付したのはニューハンプシャー州の警察だったが、弁護士の手配によってカリフォルニア州での逮捕となった。現在は先述の通り、既に自己誓約により保釈されているようだ。Marilynは今年8月にニューハンプシャー州ラコニアにある裁判所で行われる予定の本件の裁判に出廷する模様。
また、Marilynは2021年2月から現在までに元恋人で女優のEvan Rachel Wood(エヴァン・レイチェル・ウッド)やドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の出演女優 Esmé Bianco(エスメ・ビアンコ)、彼の個人アシスタントを務めていたAshley Walters(アシュリー・ウォルターズ)、元恋人でモデルのAshley Morgan Smithline(アシュリー・モーガン・スミスライン)といった複数の女性たちからも性的暴行などで告発を受けており、そのうちの数名から裁判所に起訴されている。