メッシとバルセロナが新たに5年契約を締結し無事復縁
「2022 FIFAワールドカップ カタール」終了後もしくは2022-23シーズン後に退団し、MLSへと移籍するキャリアプランが有力視
先日、南アメリカ10カ国の頂点を決める「Copa América 2021」で母国アルゼンチンを優勝へと導き、代表デビューから17年目にして悲願の初戴冠を果たしたLionel Messi(リオネル・メッシ)。実は同大会中の7月1日(現地時間)、20年以上在籍していたバルセロナとの間でサラリー面を中心とする問題で契約延長の更新に至らず、事実上の“無所属選手”となっていたのはご存知だろうか。その後、Messiからもバルセロナからもアナウンスがなかったことでパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍や、以前から参加を希望している米プロリーグ MLS(メジャーリーグサッカー)行きが噂されていたが、どうやら元の鞘に収まった模様。
報道によると、両者は新たに2026年までの5年契約を締結。Messiがクラブの財政状況が厳しいことを鑑みて大幅な給与カットを受け入れた形で、これまで1シーズンで1億2,300万ポンド(約187億円)を受け取っていたが、50%程度の減俸を受け入れたという。また、契約解除金は5億1,000万ポンド(約776億円)に設定され、契約を更新するごとにボーナスが支払われるそうだ。だが、39歳となる2026年まで契約を全うする可能性は低く、「2022 FIFAワールドカップ カタール」終了後もしくは2022-23シーズン後に退団し、MLSへと移籍するキャリアプランが有力視されている。
1人のフットボールファンとしては、脂の乗ったMessiがバルセロナ以外のクラブで活躍する姿も見てみたかったが、無事に復縁して何よりである。