昨季の NBA 王者 レイカーズがプレイオフ1回戦で敗退

昨シーズンの「NBAファイナル」を戦ったマイアミ・ヒートとロサンゼルス・レイカーズが、揃って「NBAプレイオフ」1回戦で姿を消した。

フェニックス・サンズとのシリーズを戦ったレイカーズ。先に2勝をあげ優位に立ったかと思いきや、LeBron James（レブロン・ジェームズ）と並びチームのエースであるAnthony Davis（アンソニー・デイビス）が鼠径部の負傷により第4戦を途中退場、第5戦もそのまま欠場した。その2戦を連敗し、崖っぷちに立たされ臨んだ第6戦。試合に復帰したDavisだったが、わずか5分の出場で状態を悪化させ、またも戦線離脱。レイカーズは第1Qから22点という大量リードを奪われ、そのまま最終スコア113-100でサンズに敗北した。

2020年10月に終わった昨季の「NBAファイナル」から、わずか2カ月という短すぎるインターバルを経て開始した今シーズン（本来であれば6月にファイナルが終了し、同年10月から新シーズンが開幕する）。「ファイナル」まで戦ったヒートとレイカーズにとって、今季は他チームよりも過酷なシーズンだったことは明白である。レギュラーシーズン序盤は好調を維持したレイカーズだったが、シーズンが進むにつれてDavisとLeBronの怪我により、雲行きが怪しくなっていった。来季はレイカーズにとって、リベンジシーズンとなるか要注目だ。