“外国人が生活するうえで最もお金がかかる都市ランキング”が発表

香港が3年連続でトップに君臨していたが、今年はまさかの国の首都が1位に

エンターテインメント
15,838 Hypes

世界各国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による渡航制限が解除されつつある中、アメリカのコンサルティング会社「Mercer」が2021年の世界生計費調査都市ランキングを発表した。今年で27年目を迎えたこのランキングは、簡単に言ってしまうと“外国人が生活するうえで最もお金がかかる都市”の調査。400以上の都市を対象に家賃や公共料金、日用品など200項目の価格を比較・評価するもので、多国籍企業や政府が海外駐在員の給与を決定する際の参考として使用されることを目的としている。

同ランキングは例年アジアとスイスの都市がTOP 10を占める割合が高く、香港が3年連続でトップに君臨していたが、今年はまさかのトルクメニスタンの首都アシュガバードが1位を獲得。どうやら同国の経済を長年支えてきた天然ガスの価格が低迷したことで、国内がハイパーインフレに見舞われていることが大きな理由だという。また、2020年8月に発生したベイルート港爆発事故による政治的混乱のため、レバノンの首都ベイルートが前回42位から3位に大きくジャンプアップしている。その他TOP 10圏内の顔ぶれはいつも通り。

1. アシュガバード(トルクメニスタン)
2. 香港
3. ベイルート(レバノン)
4. 東京(日本)
5. チューリッヒ(スイス)
6. 上海(中国)
7. シンガポール
8. ジュネーヴ(スイス)
9. 北京(中国)
10. ベルン(スイス)

「Mercer」のこちらのページにはランキングのより詳細なデータが掲載されているので、英文にはなるが気になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。

Read Full Article
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。

購読ボタンをクリックすることにより本サイトの利用規約プライバシーポリシーに同意するものとします。