Airbnb が“1年間どこにでも住める”新プロジェクトの参加者12名を世界各地で募集
宿泊費は「Airbnb」が全額負担
アメリカ・サンフランシスコ発の民泊サービス「Airbnb」は、世界各地で選考された12名が1年間どこにでも住むことのできる新プロジェクト “Live Anywhere on Airbnb”の立ち上げを発表した。
旅行と生活に関する「Airbnb」のレポートによると、2019年と2021年の第一四半期を比較して28日以上の宿泊予約が急増したことが判明。新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックによるリモートワークの導入など柔軟性のある勤務形態が求められ、多くの人々が終息後もより自由なライフスタイルに関心を示している。
このプログラムでは、18歳以上の12名が2021年7月から2022年7月までの12ヶ月連続で世界各地の宿泊先に居住可能。宿泊費は「Airbnb」が全額負担、プログラム期間中の交通費も一部支給されるという夢のような内容で、抽選で選ばれた参加者はそれぞれ3人まで同伴者を連れていくことができる。さらに参加者は期間中、現在住んでいる家を「Airbnb」で貸し出すことも可能。
アメリカの“シニア・ノマド”として知られている夫婦ブロガー Debbie Campbell(デビー・キャンベル)は「Airbnbは私たちの生活に本当に変革をもたらしました」と語り、「“Live Anywhere”プロジェクトは、私たちと同じように全く新しい視野で世界を見る機会をさらに多くの人々に提供します。より多くの人々がどこからでも生活し、働いている姿を見ることを楽しみにしています」と加えた。
本プロジェクトは、特設ページで6月30日(現地時間)まで応募申込受付中。参加者は7月中に選出されるとのこと。ノマドワーカーの方は、お気に入りの土地に住むことができるこの絶好の機会をお見逃しなく。













