アメリカ各地で『ポケモンカード』を求める一部の買い物客が暴徒化

大型ディスカウントチェーン『Target』や大手スーパー『Walmart』で起きているの驚愕の事実

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これまで『HYPEBEAST』でも幾度となくお伝えしているように、近年のトレーディングカード市場は世界的に過熱の一途を辿っており、その中でも『ポケモンカード』の人気と価格の高騰ぶりは常人の理解を超えているほどだ。ネットやオークションなどで取引される過去のレアカードはもちろんのこと、最近では現行のカードを購入するのも困難になりつつある。本稿では今アメリカで起こっている驚くべき事態についてお伝えしたい。

5月14日(現地時間)、アメリカの大型ディスカウントチェーン『Target(ターゲット)』が『ポケモンカード』の店頭での販売を中止することを発表した。この決断は、日頃から『ポケモンカード』を求める買い物客による商品の万引きなどの行動が問題となっている中、5月7日(同時間)にウィスコンシン州にある店舗で同カードを購入した客の1人が男4人に囲まれ、最終的には銃を突きつけられたという事件が決定打となっている。なお、「Target」は『ポケモンカード』以外にもNFL、NBA、MLBなどのトレーディングカードの店頭販売も同時に中止している。

また、アメリカを拠点とするスーパーマーケットチェーン『Walmart(ウォルマート)』も、現在同じような問題を抱えているようだ。ある客が『Instagram』に投稿した動画を見ると(下記参照)、開店前の店舗に数人の客が並んでおり、開店と同時に『ポケモンカード』を求めて店内へ駆け込む様子が映し出されている。その後、彼らは棚の前でカードの取り合いとなり、他の一般客や店員が近づけないような状況に。

このような事態を受けて、現在『Walmart』もアメリカ国内の実店舗でのトレーディングカードの販売停止を検討しているとのこと。一刻も早くこのような状況が改善されることを願いたい。

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