久保建英が待望の今季初ゴールでクラブの2部降格を救う

珍しく感情を爆発させた若き侍のゴラッソをご覧あれ

スポーツ
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2020-21シーズン後半戦より、保有元のレアル・マドリードと同じくスペインのラ・リーガに所属するヘタフェで戦う久保建英。リーグ15位(移籍時)と不振にあえぐクラブを救うべく加入したものの、出場機会を得ることができずにシーズン残り2試合までノーゴール・1アシストという寂しい結果となっていたが、5月16日(現地時間)に行われたレバンテ戦で待望の今季初ゴールをマークした。

1-1の場面で74分から途中出場した久保は、試合終了間際の84分にレバンテ陣地の浅い位置で相手GKのミスキックを拾うと果敢にドリブルし、ペナルティーエリアから左足を一閃。絶妙なコースでネットを揺らした。このゴラッソは久保にとってヘタフェ初ゴールであると同時に、今シーズンを通して見ても初ゴールという待ちに待った1発。なおかつ降格の危機にあったクラブを救う値千金の決勝弾であったことから、セレブレーションでは咆哮しユニフォームを脱ぐなど珍しく感情を爆発させる姿が見受けられた。その後、ヘタフェは1人の退場者を出すも久保の一発を守りきり2-1で辛勝。残り1試合を残して1部残留を決めている。

長く苦しい時期を過ごしていたが、ここにきてクラブの英雄になった久保。監督の期待に応える結果を残しただけに、最終戦はスタメンでの姿が見たいところだがはたして。なお、ヘタフェが1部残留を決めたことで乾貴士と武藤嘉紀が在籍するエイバルは2部降格が決定。2014-15シーズンにクラブ史上初の1部昇格を果たし、以降6年連続で残留を決めていたが7年目にして初の降格となってしまった。

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