1955年製の希少な Rolex Submariner がオークションで約1,800万円で落札

文字盤に配された赤の水深表示が珍しい1本

ウォッチ
17,012 Hypes

5月8〜9日(現地時間)にスイス・ジュネーブで行われた『Phillips Auctions(フィリップス オークション)』主催の“The Geneva Watch Auction:XIII(ジュネーブ ウォッチ オークション:XIII)”に、〈Rolex(ロレックス)〉の1955年製のSubmariner(サブマリーナー)が出品された。

近年の〈Rolex〉の世界的な人気によって、同ブランドのヴィンテージモデルでなおかつ良いコンディションの個体は、その希少性も相まってますます入手が困難となっており、オークションに出品されるたびに価格が高騰し続けている。〈Rolex〉が1953年に発表したダイバーズウォッチ Submarinerは、往年の名優 Steve McQueen(スティーブ・マックイーン)やRobert Redford(ロバート・レッドフォード)らが着用したことでも知られる人気モデル。今回出品されたのは1955年にしか製造されなかったと言われるRef. 6536/1のリファレンスナンバー(型番)をもち、シリアルナンバーが112,000番台の1本。特筆すべきは文字盤に配されている水深表示だろう。通常、Submarinerの水深表示は数字と水深計の単位である“ft”、“m”が金色で記載されているが、この個体は数字のみが赤色で配されているという珍しい特徴を持っている。本モデルの落札価格は当初50,000〜100,000スイス・フラン(約600万〜1,200万円)が見込まれていたが、最終的には151,200スイス・フラン(約1,800万円)で落札されている。

1955年製の希少な Rolex Submariner がオークションで約1,800万円で落札 Rolex Submariner From 1955 Joins Phillips Weekend Watch Auction

既にオークションは終了したものの、同モデルの詳細は『Phillips Auctions』の公式サイトでご確認を。さらに詳しく知りたい方は上の解説動画をチェックしよう。また、本オークションを皮切りに、スイスでは5月9日(現地時間)に『Antiquorum』が、10日に「Christie’s(クリスティーズ)」が、11日には『Sotheby’s(サザビーズ)』がレアなヴィンテージウォッチのオークションを開催する模様。

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