ラッパー J. Cole がアフリカの地でプロバスケ選手としてデビュー
最新アルバム『The Off-Season』がヒットする中、17分間の出場で3得点、3リバウンド、2アシストのスタッツを記録
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かてねよりバスケ愛を公言し、その腕前もプロ級であることから過去にNBAデトロイト・ピストンズにトライアウトのオファーが提示されたこともあるラッパー J. Cole(J・コール)。そんな彼は先週より東アフリカに位置するルワンダでの目撃が相次ぎ、首都キガリを本拠地とするバスケットボールチーム Patriotsのメンバーとしてバスケットボール・アフリカリーグ(BAL)に出場するのではないかと噂されていたが、なんと本当にコートデビューを果たした。
そもそもBALとは、5月16日(現地時間)に1stシーズンが始まったアフリカ大陸の独自リーグで、各国から12チームが参加。それぞれのチームは地元選手の他に4人の大陸外選手の加入が認められているのだが、J. Coleはそのうちの1人として正式にPatriotsに加入したという。
本名 Jermaine Cole(ジャーメイン・コール)の名で背番号15を背負った36歳は、ナイジェリアのRivers Hoopersとの開幕戦で第1クォーターの途中から出場すると、何度かシュートミスがあったものの17分間でフリースローを含む3得点、3リバウンド、2アシストのスタッツを記録。チームも記念すべきBAL初戦を83-60で勝利している。
Jermaineがシーズン終了までPatriotsに帯同するかは不明だが、J. Coleとして5月14日(現地時間)にリリースした6thアルバム『The Off-Season』は、『Apple Music』のUS版ソングチャートでTOP 10を独占。アルバムチャートでも全世界56カ国で1位を獲得するという人気ぶりを見せており、今後どのように二足の草鞋を履いていくかが気になるところである。
Jermaine Cole follow-up for his first points for @PatriotsBBC #theBAL pic.twitter.com/juw5TAOYhf
— Basketball Africa League (@theBAL) May 16, 2021
.@JColeNC in his pro debut 👏 pic.twitter.com/RwHLvuKxAH
— SportsCenter (@SportsCenter) May 16, 2021
Game 1 FINAL SCORE 🏀
First win for @PatriotsBBC 🇷🇼 pic.twitter.com/uywwB9ddQ3— Basketball Africa League (@theBAL) May 16, 2021