Nike 初のハンズフリーシューズ GO Flyease が転売続出で物議を醸す事態に

“本当に必要とする人たち”が買えない現状にSNSなどで抗議の声が上がる

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Nike(ナイキ)〉初のハンズフリーシューズとして今年2月、一部の会員に向けて招待制で販売されたGO Flyease(ゴー フライイーズ)。本モデルは同社が2019年に発表した革新的テクノロジー “Flyease(フライイーズ)”を導入して開発され、体に障害のある方でも手を使わずに着用可能という画期的なシューズだが、発売後とある理由で物議を醸していることが明らかになった。

事の発端はある青年が『TikTok』に動画を投稿したことに始まる。その動画で彼は、〈Nike〉のGO Flyeaseは当初どんな身体的条件を有す人でも着用できるという“インクルーシブ性”を謳っていたものの、限られた数しか供給されていないために2次流通市場が形成されていることを指摘した。さらに、彼のような体に障害のある人がこのシューズを手に入れるために400ドル以上のお金を支払うことを余儀なくされているという現状も説明。最後に、彼は〈Nike〉に向けてこのような画期的なシューズがより手に入りやすくなるよう状況の改善を求めた。

本動画はSNSなどで瞬く間に拡散され、多くの人が彼の主張に共感を示している。彼はこの事態に対し、「たくさんの人が私の言葉に耳を傾けてくれていることを嬉しく思います。このシューズが本当に必要な人たちの手に届くように、より多くの行動が起こることを本当に願っています」とコメント。今回の件を受けて〈Nike〉がどのような対応を行うのか、今後の動向に注目したい。

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